当院でグリコール酸(GA)によるケミカルピーリングを受けられる方が非常に増えておりますが、その作用機序をごく簡単にまとめておきたいと思います。
しわに対する作用・・・
GAが(直接的に、もしくは間接的に)線維芽細胞を刺激しコラーゲン産生を促進します。
シミに対する作用・・・
GAがチロシンキナーゼ活性を抑制し、その結果メラニンの産生を抑制します。
ニキビに対する作用・・・
角栓を溶かすことで毛穴のつまりを解除し、ニキビを治します。また近年アクネ菌(ニキビ菌)に対する静菌作用も報告されています。
GAによるケミカルピーリング自体は古くからある非常に簡単な治療ですが、ただ単に角質や表皮をはがして新陳代謝を促している、というわけではなく、背後に複雑な作用機序があります。
シミについて詳しく知りたい方はこちらをご参照ください。
ニキビについてもっと知りたい方はこちらをご参照ください。
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