ニキビ(尋常性ざ瘡)は診断は容易と思われていますが、似た病気がいくつかあり、注意が必要です。ニキビの治療をいくら行っても、良くならないということでご来院された方を検査すると、ほかの病気であったということをしばしば経験します。
似た病気としては、酒さ(第Ⅱ病期)、LMDF(顔面播種状栗粒性狼瘡)、EPF(好酸球性膿疱性毛包炎)などがあります。特に酒さは決して珍しい病気ではありません。
いずれも、そんな病気があったなんて知らなかったという方がほとんどだと思われますので、ニキビと思い込んで治療される方が多いようです。抗生剤やディフェリンをいくらつけてもよくならないという方は、少し他の疾患を疑って、ご来院いただいた方がいいかもしれません。
ニキビについてもっと知りたい方はこちらをご参照ください。
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