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巻き爪、陥入爪の治療のまとめ

当院で巻き爪、陥入爪の治療を受けられる方が増えております。
昨日だけでも3名の患者様の陥入爪の手術を担当させていただき、本当に陥入爪でお悩みの方が多いのだなあ、と再認識させていただきました。
治療法としましては
テーピング法
ガーゼ法
ガーゼ&パッキング法
抗菌薬外用
抗生物質内服
液体窒素による化膿性肉芽腫の冷凍凝固術
硝酸銀による化膿性肉芽腫の焼灼法
ワイヤー法
プレート法
ガター法
フェノール法
鬼塚法
などがあります。三鷹はなふさ皮膚科ではすべての治療法に対応しておりますが、どの治療法を選んでいいのかわからないというご意見をいただきましたので、簡単に治療法についてコメントさせていただきたいと思います。

巻き爪は、単に爪が巻いており、歩くときに痛みがあるという状態ですので、治療法は巻き爪の矯正ということになります。
巻き爪の矯正は、ワイヤー法や、プレート法などが適しております。

陥入爪とは、爪と周囲の組織がぶつかって炎症を起こしている状況です。
感染を伴っている場合は、まずは感染コントロールが最優先となりますので、抗生剤の内服や、抗菌薬の外用を行い、爪が適切な長さになるのを待ちます。

巻き爪と陥入爪が合併している場合は、抗生剤の内服や、抗菌薬の外用に加え、ガーゼ&パッキング法やガター法などにて爪と組織がぶつからないような手当をして、炎症が落ち着いた段階で、矯正法(ワイヤー法やプレート法)を行います。

化膿性肉芽腫が合併している場合は、液体窒素による化膿性肉芽腫の冷凍凝固術、硝酸銀による化膿性肉芽腫の焼灼法も有効です。

どうしても良くならない場合、絶対に再発させたくない場合は、フェノール法を行います。

以上のように症状に応じて、治療法を使い分けて治療を行っております。もしお困りの方は、気軽にご相談ください。

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