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日光角化症について

日光角化症という皮膚病はあまり知られていないようですが、それほどまれではないので報告させていただきます.
日光角化症というのは、皮膚の上皮内癌で前癌病変とされています.実際に癌に進展することは数パーセントとされそ、れほど頻度は高くないのですが、やはり注意が必要です.
顔や手の甲に見られることが多く、数ミリから数センチ程度の赤みがありカサカサした病変で、数年続いていることが多くあります.皮角と言って角状に盛り上がってくることもります.

湿疹との違いは、痒みが少ないこと、経過が長いということ、病変部が限局しておりあまり変化がないことなどが上げられます.

湿疹かもしれないと思っていても数年間変化のない病変があれば、一度皮膚科に受診することをお勧めしたいと思います.

液体窒素や手術で治療を行います。

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