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American Academy of Dermatology Annual meeting2017 の中間報告!

アメリカで最大の皮膚科学会に参加しています。

今の所印象に残ったのは、

・アトピーの新薬が一気に10種類以上、治験になっていてかなり見込みが良さそうだ。すなわち、近い将来、新薬として患者様に使用することが可能になりそう。ここ7年ほど乾癬の薬は新薬ラッシュでしたが、それと同じか、それ以上の勢いを感じます。数年後にはアトピー治療は大きく塗り変わっている可能性があります。

・メラノーマなどの皮膚悪性腫瘍の診断がAIによるものに変わるかもしれない。皮膚悪性腫瘍の診断は膨大なパターンを記憶し、ミスなく当てはめていかなければいけませんが、そのパターンは増える一方、診断アルゴリズムは複雑になる一方です。確かにこの手の仕事はAIがやったほうが確実かもしれません。

・ヒアルロン酸などのフィラーが非常に注目されていて、注入方法が、数年前とは全く異なってきている。日本でもMDコードやVシェイプが浸透していますが、本場米国ではさらに一歩進んだ注入方法が脚光を浴びています。法令線に線状に注射するだけ、というのは遥かに昔の話になっています。日本でもすぐに取り入れたいと思います。

その他、手術の細かいテクニックなどかなり勉強になります。また続きは後ほど報告いたします。

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