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たるみ治療は糸かヒアルロン酸か機械か

顔のたるみやそれに付随したシワ(法令線、マリオネットなど)のご相談をよくいただきます。

顔のたるみの治療に関して、様々な治療がありますが、大きく分けて3つの系統に分かれます。

・スレッドリフトと呼ばれる糸を使った治療

・ヒアルロン酸注入を使った治療

・レーザーや超音波やラジオ波を使った治療

です。

それらの治療はどれも一長一短あり、それがいいというのはないのですが、初心者はヒアルロン酸注入からスタートすることをお勧めしたいと思います。

その理由は簡単で、たるみ治療で、ヒアルロン酸注射を受けた方の満足度が最も高いと分かっているからです。

治療が簡便なのと、誰にでも効果が出やすい点、効果がすぐにわかる点が大きいのかと思います。

ではヒアルロン酸注入だけでいいかというと、そんなことはなく、ヒアルロン酸をやり過ぎれば、顔がパンパンになってしまいますし、違和感も出るでしょう。たるみに関しては治療をしているということがわからないようにしないといけません。

 

ある程度、ヒアルロン酸注入を行って、まだたるみが気になる場合は、スレッドリフトやレーザーをなどを行うといいと思います。

その場合も、FDA(アメリカの厚労省に近いもの)もしくは厚労省の承認を得ているものから選ぶのが重要です。これらの許可を得ているということは、科学的なエビデンス(根拠)があるということになり、そうでない場合は、科学的なエビデンスが乏しいと可能性があるからです。安すぎる治療にも注意が必要と思われます。

詳しく知りたい方は拙著もご参照くださいませ。

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しわ取り注射とヒアルロン酸のコンビネーションが大事!

しわ取り注射、ヒアルロン酸注入いずれも治療を希望される方が急速に増えてきていますが、少しもったいないな、と思うことがあります。

それはしわ取り注射を定期的に受けてらっしゃる方で「しわ取り注射はいいけど、ヒアルロン酸注入はちょっと・・・」とおっしゃる方がいますし、ヒアルロン酸注入を受けてらっしゃる方は逆に「ヒアルロン酸注入はいいけど、しわ取り注射はちょっと・・・」とおっしゃる方がしばしばおられるということです。

ヒアルロン酸注入としわ取り注射は、シワ、アンチエイジングの治療に使われるという点では共通していますが、全く別の機序(メカニズム)で、場合によっては、同時に治療をした方が相乗効果がもたらせることが多いです。

ヒアルロン酸注入は、ボリュームを補う治療、しわ取り注射は筋肉の過剰な働きを抑える治療です。

例えば、額の横シワが目立つ方は、しわ取り注射だけで治療しようとすると、額のシワだけが完全いなくなり、人にバレるし、かなりの違和感が出ることでしょう。最悪、目が重くなるといった副作用も出ることでしょう。

ヒアルロン酸注入だけで治療すると、人によってはシワが十分改善するまでには、数回の治療が必要になるでしょう。

ある程度以上、額のシワが深くなった方には、ヒアルロン酸、しわ取り注射両方で治療した方がはるかに自然に勝つ早く治療できることでしょう。

頬の縦シワ(カーテンジワ)、顎(梅干しジワ)なども同じような傾向にあります。しわ取り注射だけやっている方、ヒアルロン酸注入だけをやっている方は、少し他のものもトライしてみてはいかがでしょうか?

 

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なぜ、今、ヒアルロン酸なのか?③

ヒアルロン酸が再注目されている、という話の続きです。

ヒアルロン酸が注目されている理由の一つに、その用途の拡大があります。

2000年代はシワを伸ばす、くぼみを治療するという使い方がメインでした。
2010年代からシワの原因になっているたるみの治療を行う、という流れになり、用途の拡大が見られました。
さらに2010年代半ごろから自然に若返る、というテーマが取り上げられるようになりました。
最近では、美しく若返る、というテーマになってきています。

これらはヒアルロン酸の基剤の向上、テクニックの向上、経験の蓄積によって実現されたものと思われます。

かつての、ヒアルロン酸を注射したらボコボコするとか、頬がパンパンになるとか、違和感が出るとかというのは過去の遺物ですね。

例えば、ご希望の多い法令線のヒアルロン酸注入に関しても、かつては法令線にそのものに注入していました。
それに対し、現在では、法令線はただのシワではなく、たるみの結果である、という理解のもと、フェイスラインやミッドフェイス、法令線などに分散して注入する方法がメインになっています。

その方が違和感なく、自然に仕上がります。ただ問題点としては、同じ量(例えば2mmL)使った場合、法令線だけを見た場合は、やや改善が物足りなく感じる可能性があります。

ヒアルロン酸の使用量が増える、というのはやや弱点であるようには感じます。

現在2年間持続型のヒアルロン酸もありますので、無理せずに少しずつ、改善を行っていただけるといいように思います。

今はなるべく、自然に、美しく若返るというのがテーマです。

詳しく知りたい方は拙著もご参照くださいませ。

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なぜ今、ヒアルロン酸注射なのか?2

現在、ヒアルロン酸注射が再注目されている、という話をさせていただきました。

ヒアルロン酸注射は、単にシワを伸ばすだけでなく、たるみ治療、若返り治療にも使えるようになったという点が大きいのですが、ヒアルロン酸注射は、非常に簡便で、治療自体は10分程度で終わる施術です。しわ取り注射の治療と組み合わせるだけで
ごく稀に、血管閉塞などの重篤な副作用がありますが、よほど無理な治療を行わない限り、そのようなことが起こりえません。

実際のところ副作用らしいものは内出血と一時的な浮腫、硬結くらいかと思われます。

すなわち、これまでの美容外科整形と比べるとはるかに簡単で、気軽に治療が可能ということになります。
その分、効果が弱く、持続期間が半年〜2年と限られている、というのが特徴です。

美容外科整形ももちろん良いところたくさんあり、効果の強さ、持続期間の長さ、顔そのものをダイナミックに変えられる、といった点が長所です。その一方で、失敗したら後戻りはできない、加齢とともに、整形した部位が不自然になるかもしれないと言った、潜在的な大きなリスクを負うことになります。

すなわち我々の美容皮膚科は美容整形外科と比べて、一長一短でどちらの方がいいということはないのですが、先進国では、美容皮膚科の方を成長を続けている、というのが現状です。やはり美容整形外科のリスクは許容できない、と考える方が多いようです。顔を変えたい、というより、若い時に戻りたい、と考える人の方が多いからだ、という指摘もあります。

その美容皮膚科において、大きな役割を果たしているのが、レーザー、しわ取り注射、ヒアルロン酸です。
その3つだけで、 中年の方なら、10歳程度は若返ることが可能かと思われます。

美容治療は他人にわかってはいけない!

美容治療を受ける方が非常に増えてきているのですが、その目的はあくまでも、より魅力的になることです。

決して、シワを取るためでも、シミを取るためでもありません。

シワやたるみを取るために躍起になって、より魅力的になる、という本来の目的を忘れがちな方が多いように思われます。

最近、この手の記事を良く見かけるようになりました。
「3度目の結婚秒読みのブリトニー、顔激変でファンがしわ取り注射使用禁止を懇願」
https://news.walkerplus.com/article/107738/

本当のところは私も分からないのですが、他人から美容治療を受けてるね、とバレバレなのは、キレイとかキレイじゃないとか以前の問題で、好ましくないと言わざる得ないかと思います.

額のしわ取り注射と目尻はかなり慎重に注入しなければ不自然になりますね。

当院では「自然な美しさ」を追求し、その人の本来持っている美しさを引き出す治療を行って参ります.

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