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水いぼを取るべきか?放っておくべきか?

 水いぼの患者様が増えております。水いぼは放置した場合も半年から2年程度で治りますので、治療せずに放っておくという選択肢もあります。
 一方で、「水いぼがあるとプールに入れないから」とか、「見た目が気になるから」といった理由で治療を希望される患者様もおられます。
 なかなかどちらが良いのかは一概にはいえませんが、水いぼも全く無害ではないということは考慮した方が良いように感じます。水いぼは周囲の皮膚にモルスクム反応という痒い湿疹を引き起こすことがよく知られています。それを搔き壊しているうちに水いぼが広がり、さらにそこで湿疹ができるという悪循環に陥ることもあります。特にアトピー性皮膚炎もお持ちの患者様では急にアトピー性皮膚炎が悪化してしまうということも起こり得ます。また、湿疹を搔き壊しているうちにとびひになってしまうという場合もあります。
 そういった意味では水いぼは取れるうちなら取っておいた方が良いということがいえるように思います。幸いペンレステープという麻酔のテープが保険適応となり、あまり痛くなく水いぼを取ることも出来ますし、モノクロロ酢酸や、硝酸銀、スピール膏といったほとんど痛くない治療も当院では行うことが出来ます。

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水いぼのお子様が増えています。

まだ春なのですが水いぼの患者様が急増しているようです。

水いぼは放っておいても数ヶ月から数年で自然に治癒するので、敢えて取らなくても良いという考え方もあります。
ただ、放っておいた場合、水いぼが数百個に広がる場合もあり、いったん数百個にまで広がってしまうといくら取っても水いぼが次から次へと広がり、治したいと思ってもなかなか治療が困難ということも起こりえます。

また水いぼの周りにモルスクム反応という痒い湿疹ができることがあり、それを搔き壊しているうちに水いぼが周囲に広がり、さらにその周囲に湿疹ができてしまうという悪循環に陥り、湿疹やアトピー性皮膚炎が急速に悪化してしまう場合もあります。

そのため、出来れば水いぼは数が少ないうちに取ってしまうことをお勧めしたいと考えております。

現在は痛み止めのテープであるペンレステープが保険適応となっていますので、水いぼをあまり痛くなく取ることが可能となっております。ペンレステープは治療の1時間半前に水いぼのあるところに直接貼ってきていただければ効果的です。

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夏に多い病気③~水いぼ

 プールの季節が近づいており、水いぼの患者様が増えています。
 水いぼは伝染性軟属腫ウイルスの感染症で、放置しても半年~1年程度で自然治癒しますが、プールの前に、治療の必要を迫られる患者様も多いようです。
 水いぼの治療ですが、一番確実といわれ、最も普及している方法は、ピンセットで水いぼを摘み取る方法ですが、傷みが強く、小さなお子様にはやや不憫と感じております。前処置に、痛み止めのシールを張ってきていただくこともありますが、完全に痛みがなくなるわけではないので、水いぼが多発しているお子様の治療としては、やはりやや問題があるように感じます。
 当院では
 大人の患者様、注射を我慢できるくらい痛みに強いお子様には、ピンセットによって摘み取る方法
 ある程度ピリッとした傷みに耐えられるお子様には、液体窒素による冷凍凝固術 
 まだ痛みを我慢できないお子様には硝酸銀の塗布をお勧めしております。
 一つ一つの水いぼを確実にとる、という意味ではピンセットによる摘除が最も確実ですが、水いぼを治す(もう出ないようにする)という意味では、水いぼウイルスに対する免疫がつかないといけないため、水いぼ周囲に炎症が起こす液体窒素による冷凍凝固術がもっとも優れているかもしれない、と考えております。
 しっかりした統計を取ったわけではないので、正確なことは申し上げられないのですが、どの方法を行ってもそれほど治癒までの回数は変わらず、むしろ、もともとの肌の状態が重要なようです。
 やはり湿疹の多いお子様、乾燥肌をお持ちのお子様は掻き壊しから水いぼが増えることが多いため、治癒までにかかる時間が伸びてしまいます。まずは肌のコンディションを整えることが重要ですので、当院では保湿剤の塗布や、時にはごく短期間のステロイド外用を行っております。ステロイド外用は皮膚免疫を低下させるため水いぼの患者様にはつけてはいけないのでは?と考える先生もいらっしゃるかもしれませんが、数日であればそれほど皮膚免疫は低下しませんし、むしろ湿疹を放置する弊害の方が圧倒的に大きいと考えております。

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水イボの無痛治療について

 水イボの治療について少し述べたいと思います。
 水イボの治療について一般的なことを知りたい方は当院ホームページの水イボについてhttp://mitakahifu.com/molluscum/
をご参照下さい。
 当院では小さなお子様には、水イボをいきなりピンセットで摘除することはありません。鋭い痛みが伴うからです。当院では硝酸銀を塗布する、もしくは表面麻酔のテープを貼付してから水イボを摘除する方法をとっています。
 これは、小さなお子様に必要以上の苦痛を与えないためという意味もありますが、それ以上にお子様に病院が嫌いになってほしくないためでもあります。
 病院が嫌いになれば、早期に治療が必要な疾患の治療が遅れることになりかねません。アトピー性皮膚炎などは早期に皮膚科医が介入し治療を開始しなければならないことを以前のブログでご紹介しました。現在でも、病院に来なかったり、民間療法で治療される方が後を絶ちません。日本では成人になっても治りきらないアトピー性皮膚炎の方が諸外国に比べて多いとされていますが、その一因に病院できちんと治療しないことにあるのではないか、との説があります。
 なぜきちんと病院で治療しないかというと、潜在的な病院嫌いがあるのかもしれません。
 そうならないように、水イボの治療の治療などでは無痛治療を心がけています。少なくとも「大して痛くないよ。」といってすごく痛いことをする、といったことはありません。小さなお子様を潜在的な医療不信にしないためです。

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