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夏に多い病気〜水虫、水虫に似た病気〜

ジメジメと蒸し暑い季節になりました。
足の皮が剥けて「水虫かな?」と思う事があるのではないかと思います。

「市販の水虫薬でも付けようか」、と思う事もあるかと思いますが、本当に水虫でいいのか、は少し考えてからの方がいいようです。

水虫に似た病気は代表的なものだけでも
湿疹
汗疱
紅色陰線
掌蹠膿疱症
Pitted keratosis
などがあり見た目だけで水虫を診断する事はとても難しいです。

さらにご自身で水虫を疑って市販薬を付けても治癒に至る可能性は10%程度と言われており、ほとんどが治癒しないのです。

最初の診断が違っていることが大きな理由の一つなのですが、間違った診断で高いお金を払って市販薬を購入するのはもったいないので、水虫を疑った場合は一度皮膚科を受診するほうがいいですね。

新座院は本日6月12日、午後は休診となります。ご迷惑をおかけして申し訳ございませんが、何とぞよろしくお願いします。

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かかと水虫について

かかと水虫についてお問い合わせをいただいたのでお答えしておきたいと思います。

夏の時期は水虫が気になるという方が多いと思われますが、その中で特に治りにくいのがかかと水虫であります。
かかと水虫は正式には角化型白癬と呼ばれ、かかとを角質が分厚くなっていくのが特徴です。痒みはあまりないのが一般的です。

なかなか水虫と気がつかないため放置されていることが多いとされています。角質が分厚くなり、その中に水虫菌がいるために通常の外用抗真菌薬では場合があります。気になる方はご来院をお勧めしたいと思います。

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水虫(足白癬)が治らない理由

水虫を毎年繰り返してらっしゃるという方は多いのではないでしょうか?
水虫が治らない理由がある程度分かってきたので、ご報告させていただきたいと思います。
①    毎年治りきる前に水虫の薬を止めてしまっている。水虫の塗り薬は、よくなったと思っても1~2ヶ月はつけ続けなければなりません。
②    ご家族に無治療の水虫患者様がおられ、知らないうちにうつされてしまっている。そうならないためにも、ご家族同時に治療された方が、効率よく治療を終わらせることができます。
③    爪水虫があり、水虫は塗り薬で治っても、爪水虫は治っていないので毎年爪水虫から菌が広がり、水虫になってしまう。なんと日本人の10人に1人が爪水虫を持っているといわれています。爪水虫は基本的には内服治療を行わないと治りません。
④    そもそも水虫でない。湿疹と水虫の区別はきちんと検査しないとわかりません。さらには紅色陰癬という水虫に非常に似た病気があるので注意が必要です。市販の水虫の薬をつけてある程度良くなったからと言って、水虫であったと思うのは誤りです。市販の水虫の薬には抗炎症剤が含まれている場合があり、湿疹も良くなることが多いからです。
特に注意が必要なのは、③と④ではないかと思われます。水虫かな?と思ったらせめて最初の診断だけでも皮膚科で行ってほしいと感じております。検査は1~2分で済みますし、水虫の患者様はたくさん来られますので、全く恥ずかしいということはありません。

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爪の変形、白濁は爪水虫とは限りません。

 爪が変形したり、白濁したり、分厚くなったりすると、すぐに爪水虫(=爪白癬)になったと思う方が多くおられます。
  実際に爪水虫のこともあるのですが、そうでない場合も割と多くあります。
 特に足の小指(小趾)の変形はぶつけたり、踏まれたりといった外傷性で起こることが多く、爪水虫でないことが多いです。
 そのほか、爪の変形を伴う疾患は、尋常性乾癬、手湿疹、掌蹠膿疱症、円形脱毛症に伴うもの、甲状腺機能低下症、糖尿病、薬剤による爪変形、爪甲異栄養など多数あげられます。
 特に
・今まで水虫になったことがない。
・手の爪だけに症状がある。
・すべての爪で同時に変形が起こってきた。
という場合は、爪水虫でない可能性がきわめて高いです。
 まずは、ご自身で診断せずに、医療機関を受診してみるほうが良いかもしれません。

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水虫の治療についての補足

 水虫は皮膚科においてありふれた病気で、当院にも多くの水虫の患者さまが来院されます。
 皮膚科外来で、患者さまからお叱りをいただくことの多い疾患が、意外にも水虫についてだったりします。
 水虫について詳しく知りたい方は当院のホームページ、水虫について、をご参照ください。http://mitakahifu.com/tinea/
 お叱りをいただく一番の理由は「かゆみが取れない」ということです。
 水虫=白癬症=皮膚糸状菌の一種の感染症ですが、湿疹も合併していることがかなり多く、皮膚糸状菌を顕微鏡で検出したとしても、まずはステロイド外用薬にて湿疹の治療を先行させなければならないケースが時にあります。
 水虫治療薬には湿疹を治す作用は弱く、なおかつかぶれやすいものもありますので、いくら付けても湿疹が良くならず、かゆみが残ってしまうからです。逆にまずはステロイド外用薬にて一週間程度、治療を行うとかゆみは劇的に改善することが多いのです。
 ただ、その場合、患者さまに薬を切り替えていただくタイミングを詳しくお教えするか、もしくは頻繁に来院していただく必要があります。さらに患者さまに「なぜ水虫にステロイドを出すのか?」と思われてしますことがあり、やや処方する方としては心理的なハードルが高くなってしまいます。そのため、いきなり水虫治療薬を処方してしまうことが多いのです。(もちろんほとんどのケースではそれで良くなります。)
 ちなみに、水虫には薬剤耐性水虫菌は報告されておらず、適切な水虫治療薬にて治療すれば基本的には菌量は減っていくはずであり、水虫治療薬が効いていないということはないはずです。かゆみが改善しないとすれば、湿疹の要素が強かったか、もしくは水虫治療薬にかぶれたということになります。(余談ですが、水虫治療薬によるかぶれは事前に予見することは出来ないので、かぶれてしまったら、謝ることしかできません。。。)
 以上を踏まえ、当院では水虫の患者さまで、湿疹の要素の強い方には、まずはステロイド外用薬を一週間程度使用していただき、その後に水虫治療薬を塗布することを標準治療の一つとしています。

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