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汗管腫とは

下眼瞼に好発する正常肌色、もしくはやや黄色、褐色がかった米粒大程度の小結節で、思春期以降の女性に好発します(図1)。
エクリン汗器官(汗を作る器官)の増殖が原因です。
女性ホルモンが関与しているがわかっており、男女比は1:3です。
下眼瞼から頬に広がるケースもあります。
それほど多くはないのですが、腹部、胸部、腋窩、外陰部に広がるケースもあります。
顔以外の場合は褐色がかっていることが多いです。

(図1)


汗管腫と間違えやすい疾患(鑑別疾患)

ニキビ

ニキビ (図2)

(図2)


LMDF

顔面播種状粟粒性狼瘡で、下眼瞼を中心にプツプツとした丘疹が顔にできやすい点が汗管腫と似ています。最終的には皮膚生検(皮膚を少し切り取って検査すること)で診断をつける必要があります。


エクリン汗嚢腫

エクリン汗管の奇形が原因です。顔により組みられ、多発した時は汗管腫と非常によく似ます。


アポクリン汗嚢腫

眼瞼に見られるという点、汗管腫と似ていますが、アポクリン汗嚢腫の場合、単発で、青〜黒色を呈することが多い点、臨床的にも鑑別可能です。


稗粒腫

白いくりっとした米粒大の病変で、目の周りを中心に出来やすい点、汗管腫に似ますが、病変の深さが汗管腫と異なりますので区別はそれほど難しくはありません。(図3)

(図3)


尋常性疣贅(イボ)

常色(肌色)の尋常性疣贅の場合、汗管腫との区別が問題となることはありますが、尋常性疣贅は名前の通り、表面がザラザラしておりカリフラワー状となっているため区別は可能です。(図4)

(図4)


脂腺増殖症

額や頬によく見られる白っぽいやや扁平な白〜常色丘疹で、よく見ると中心にくぼみがあることが多く、血管拡張が見られることも多々有ります。汗管腫のように集簇することは少なく、バラバラに散在することが多いです。(図5)

(図5)


Microcystic Adnexal Carcinoma

病理学的には汗管腫との区別が問題となりますが、臨床的にはさほど区別は問題になりません。


多発脂腺膿腫症

腹部、胸部、腋窩、外陰部の汗管腫は、多発脂腺膿腫症と間違えられることが時々あります。


治療法

炭酸ガスレーザーにて焼灼します。
汗管腫は真皮中層、もしくは深層と言った意外に深い位置まで病変が及んでいます。ですのでレーザーで切除する際、多くの施設でその位置まで焼灼することができず取り残しが目立ちます。取り残しがないようにきちっ取り切ることが極めて重要です。


当院では豊富な診療実績を有しております。お困りの方は是非当院にご相談ください。

治療料金

合計3mmまで1万円
合計3-5mmまで1万5千円


全顔30万円(半年間有効)・・・汗管腫が顔全体にたくさんある方はこちらのをお勧めしています。

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