本当ではありません。
ステロイド外用薬は主に湿疹、アトピー性皮膚炎、虫刺されなどの炎症性疾患に対して処方されます。それらの炎症性疾患の影響で、メラノサイトが過活性化され、メラニンが多数ばらまかれてしまいます。それが炎症性色素沈着と呼ばれる状態です。
色素沈着の原因はステロイド外用薬ではなく、ステロイド外用薬を使う理由となった疾患の方なのです。ステロイド外用薬はむしろ色素を薄くさせる作用があ り、小児に強いステロイド外用薬を長期に使った場合は、むしろ色素脱失が問題になります。(通常、小児に強いステロイド外用薬を長期で処方することはあり ません)
ステロイド外用薬について詳細を知りたい方は、「治療について」の「ステロイド外用薬」の項目をご参照ください。
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