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あまりコストをかけなくて済む美容法

 美容皮膚科の治療はクリームでもレーザーでも保険がきかないため高額になりがちですが、あまりお金をかけなくて済む場合もあります。
 ちょっとした皮膚のくすみ、ちりめんじわと呼ばれるような浅い小しわの場合は、禁煙と保湿(1日2回)、紫外線予防をきちんとするだけでかなりよくなることが多いのです。これだけのことか、と思われる方も多いと思われますが、欧米の美容皮膚科の教科書を読むとこれらのことが意外など強調されていることがあります。
 逆に高価な美容皮膚科の治療メニューを受けても、こららのことがきちんとされていない場合、思ったほどの効果が出ない場合があります。例えば最新の美白クリームを買って使っても、紫外線をたくさん浴びてしまうと、効果が相殺されあまり肌は白くなりません。
 禁煙と保湿(1日2回)、紫外線予防は全員の患者様にお勧めできることですが、とくに美容皮膚科の治療を受けたのに思ったほど効果が出なかったと思われる方には、もう一度確認していただきたいと思います。

シミについて詳しく知りたい方はこちらをご参照ください。
シワ・たるみについて詳しく知りたい方はこちらをご参照ください。

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夏に多い病気②あせも

 あせもは汗管(汗の通り道)がつまり、汗が汗管の外に漏れだし、かゆみや炎症が起こる病気のことです。
 夏に増える皮膚疾患の代表といって良いと思いますが、なぜ汗の通り道がつまってしまうのかというと、皮膚が汗などでぬれたままの状態では角質がふやけ、膨張し、毛穴をふさいでしまうという理由が多いようです。例えば、乳幼児の首は、将来大きくなった時のために皮膚が余分にあり深いしわがあります。そのしわの中ではただでさえ、汗管がつまりやすいのに、汗がたまったままの状態で放置されると、角質がふやけ益々、汗管がつまりやすくなってしまいます。大人でも極端に通気性の悪い服を着ていたり、急に高温多湿の環境に行くと、汗管がつまりあせもになることがあります。
 予防としては、なるべく汗をかいたらすぐにシャワーを浴びさせる(それができなければ濡れタオルなどで優しくふき取ってあげる)、衣類をまめに取り換える、寝具をまめに取り換える、衣類、寝具は風通しの良い、吸水性のいいものを選ぶ、室温、湿度を調整するといったことが有効です。
 角質がなめらかになるように、さっぱりとしたベビーローションなどで適度に保湿してあげることも予防として有効です。

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