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初秋に多い疾患

 暑い夏が終わり、秋らしい天気の日が増えてきました。初秋に多い疾患を少し羅列しておきたいと思います。
①毛虫皮膚炎 チャドクガの毛虫は秋にも大量に発生し、その毛によるかぶれが増えております。毛虫に直接接触しなくても、毛虫が大量にいる木の下を通っただけでも毛虫の毛が風で運ばれて毛虫皮膚炎を発症することがあります。
対策:なるべく毛虫のいるところは避けるようにしましょう。チャドクガの毛虫はツバキ科の植物を好むとされています。
②花粉症皮膚炎 初秋も、ブタクサやヨモギなどの花粉による皮膚症状の増悪がみられることがあります。
対策:花粉症皮膚炎のある方が、なるべく肌を露出しないようにし、家に帰ってきたら顔や手を水ですすぐようにしてください。
③ダニの死骸によるアトピー性皮膚炎の増悪 夏に増えたダニの死骸などによりアトピー性皮膚炎が増悪するケースがみられます。
対策:部屋に掃除機をこまめにかけ、なるべく雑巾で床を拭いていただきたいと思います。布団をよく干し、シーツもまめに変えるようにしてください。絨毯やラグなどで不要なものは捨てた方がいいとされております。
④乾燥肌、皮脂欠乏性湿疹 湿度が徐々に下がりだし、乾燥肌やそれによる痒み、湿疹の患者様が増えています。
対策:入浴後しっかり保湿するようにしていただきたいと存じます。不必要に肌を擦らないようにするのもポイントです。

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ボツリヌス毒素を使った小顔治療

ボツリヌス毒素(ボトックス)を使って、顔をすっきりさせて、痩せたように見せることができます。
急いでダイエットをしないといけないときにはいいかも知れません。

特にやせたわけではないのですが、久しぶりに会った友人に「やせた?」とよく言われえるので、効果があるのではないでしょうか?
左が治療前、右が治療後一週間後の写真です。
私の見苦しい写真で申し訳ないのですが、、、

シワ・たるみについて詳しく知りたい方はこちらをご参照ください。

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なかなか治らないニキビの新しい漢方療法

 ニキビの患者様の中には、標準治療ではなかなか治らない場合がありますが、その一つが大人になってから発症した女性のニキビです。25歳以上になって増悪し、脂性肌で、下顎を中心にニキビが出来、月経前に増悪するといった特徴があります。男性ホルモンを抑える抗アンドロゲン療法が著効しますが、日本では保険適応が通っていないため、少し治療に難渋することがあります。
 今回、ご紹介する十味敗毒湯は我々皮膚科医がよく処方する漢方薬ですが、製造会社によって成分が若干異なり、クラシエ十味敗毒湯は桜皮を含む点が大きな特徴です。桜皮は文字通り山桜の樹皮より抽出される成分ですが、エストロゲン(女性ホルモン)の分泌を促し、結果的に男性ホルモンの作用を抑えるということを知り、当院でも取り入れることとしました。
 その結果、今まで標準治療で改善しなかった大人の女性の方でも高い効果が得られる場合が増えてきました。
 いずれのタイプのニキビの方も、まずは標準治療をしっかり行うべきと考えておりますが、もしそれで十分な効果が得られなかった場合で、最初に述べた特徴のある患者様では、クラシエ十味敗毒湯を試す価値があると考えております。

ニキビについてもっと知りたい方はこちらをご参照ください。

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陥入爪の治療

 陥入爪の患者様のご来院が増えています。
 陥入爪は、主に足の親指に起こり、巻き爪や深爪が原因で、爪と皮膚がぶつかり皮膚に炎症が起こる疾患です。いったん皮膚に炎症が起こると、皮膚が腫れ、さらに爪と皮膚がぶつかりやすくなります。すなわち、爪と皮膚がぶつかる→腫れがひどくなる→爪と皮膚がさらにぶつかりやすくなるという悪循環に陥り、痛みが数ヶ月も良くならいというということがしばしば起こります。炎症が長引けば、肉芽腫というできものができ、さらに治りが悪くなってしまいます。
 様々な治療法については、こちらに書かれていますが、本日はガター法について述べたいと思います。
 ガター法は爪と皮膚の間のチューブを差し込むだけの非常に簡単な治療で、手術時間は15分程度です。上記の悪循環を断ち切るには非常にいい治療で、何より術後すぐに痛みがなくなるのが良いところです。巻き爪に対する矯正効果はそれほど強くはありませんが、炎症が引けば、爪と皮膚がぶつからなくなり、完治してしまうことがほとんどです。
 当院でも、難治性の陥入爪で、それほど爪の変形が高度でない患者様にはガター法を第一選択肢としております。

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女性型脱毛症について

 女性型脱毛症という脱毛症があります。
 頭頂部を中心に広く薄毛がみられ、男性のように完全に毛髪が消失するわけではないのですが、一本一本の毛が細く短くなります。徐々に進行していきます。頭部全体が薄くなるわけではなく、後頭部の毛髪はしっかり保たれているのが、大きな特徴です。
 以前は、男性ホルモンが関与している脱毛症である男性型脱毛症(AGA)と本質的には同じものと、と考えられていましたが、近年ではAGAの特効薬であるプロペシアが無効なことなどから、別の病気であると考えられています。数年前までは女性の男性型脱毛、などと呼ばれておりました。
 現時点でも女性型脱毛の原因ははっきりしていません。
 患者様の数は増えてきているようです。
 女性型脱毛が疑われた場合、ホルモン検査を御希望される患者様が多いのですが、特定のホルモンの異常によって女性型脱毛が発症しているわけではないですので、基本的には診断にホルモン検査は必要ないと考えております。
 1~2%のミノキシジル外用薬などにて治療を行います。

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