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ケロイド・肥厚性瘢痕の治療

 手術の跡や怪我の跡が赤く盛り上がってしまったり、硬くなってしまうことがあります。傷の範囲を超えて広がるものをケロイド、傷の範囲にとどまるものを肥厚性瘢痕と呼びます。
 ピアスの穴をあけたところや、ニキビの跡、帝王切開の跡などにケロイド・肥厚性瘢痕ができることが多いかと思います。
 ケロイド・肥厚性瘢痕の治療としては
・内服薬(リザベン、柴苓湯)
・外用薬(ステロイド、非ステロイド系抗炎症剤、ヒルドイド)
・安静・圧迫、固定具(サージカルテープなど)
・ケナコルト注射
・レーザー(Nd:YAGレーザーなど)
・放射線治療
・手術療法
があげられます(Aesthetic Dermatology、小川令先生)。
 当院では上記の放射線治療を除くすべての治療が可能です。当院の経験では、ケナコルト注射にて病変の盛り上がりを抑えたのちに、Nd:YAGレーザーにて赤みをとることで、良好な治療成績を得ております。
 ピアス孔のケロイドなど非常に小さなケロイドでは手術にて摘出する方法も良いと思います。

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