皮脂欠乏性湿疹の発症までのメカニズム
皮膚を保護している皮脂膜が破綻し、皮膚が外部からの刺激を受けやすくなります。そのためかゆみが生じ、さらに引っ掻くことによって炎症が生じ、湿疹に至ります。
まず赤みがあるところ、かゆみがあるところにステロイド外用薬を1日2回付けましょう。その上からカサカサするところ全体に保湿剤しっかりつけてください。保湿剤は症状に合わせて付け足して頂いて結構です。
赤み、かゆみが完全になくなったら、ステロイドを付けるのは中止し、保湿剤のみを続けるようにしてください。
治療はそれほど難しい訳ではありません。
部屋が乾燥していませんか? | |
(できれば加湿器を使いましょう。ただしフィルターはきちんと交換、掃除しましょう) | |
入浴時、体をタオルなどでごしごしこすっていませんか? | |
(体は石鹸の泡を手に乗せてやさしく手で洗うようにしましょう。普通の石鹸で結構です) | |
入浴後すぐに保湿剤を使うようにしましょう。 | |
入浴剤で硫黄の入っているものは避けましょう。 |
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