ハイドロキノンは美白効果、トレチノインは美白効果と、小じわ治療に効果があります。いずれも外用するだけの治療で非常に簡便ですが、まれにこれらの薬剤でかぶれてしまう場合があります。 話題のトレチノイン・ハイドロキノン療法を知りたい方はこちらをご参照ください。
ハイドロキノン
夜に一度シミのある箇所に塗る方法が一般的です。 朝夜2回使う場合は、朝は必ず日焼け止めクリームを上から重ね塗りしてください。
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ハイドロキノンは美白効果、トレチノインは美白効果と、小じわ治療に効果があります。いずれも外用するだけの治療で非常に簡便ですが、まれにこれらの薬剤でかぶれてしまう場合があります。 話題のトレチノイン・ハイドロキノン療法を知りたい方はこちらをご参照ください。
夜に一度シミのある箇所に塗る方法が一般的です。 朝夜2回使う場合は、朝は必ず日焼け止めクリームを上から重ね塗りしてください。
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トレチノインは細胞内の核内受容体に作用し、表皮角化細胞の増殖を促し、表皮は厚くする作用があります。年齢とともに表皮が薄くなってきますので、表皮を厚くする作用はアンチエイジングに最適ということで、トレチノインが広く使われるようになりました。さらに表皮のターンオーバーを促進し、古くなった表皮角化細胞を新しく生まれ変わらせる作用もあります。角質をはがれやすくし、角質を薄くする作用もあります。その結果、透明感と張りのある肌を作ります。ただし、トレチノイン自体がメラニンの産生を抑制するというデータは乏しく、しみを強力に治療したい場合は、ハイドロキノンや、ルミキシルと組み合わせたほうが良いと思われます。また、トレチノインは、表皮におけるヒアルロン酸の合成を促し、真皮におけるコラーゲンの合成を促します。 以上は非常に有名な効果なのですが、よく調べてみると、そのほかにも様々な効果があることが分かります。以下羅列しておきます。 抗酸化作用(フリーラジカルという老化と関係している物質を捕まえる作用) 抗菌作用(表皮のブドウ球菌、ニキビ菌の増殖を押さえる作用) 紫外線吸収作用(ただし紫外線を吸収した場合に薬剤の安定性の問題もあり、当院では夜につけていただくようにお願いしております)少し皮膚が赤くなったり、ひりひりして、皮膚がぽろぽろと取れてきますが、ある程度なら心配ありません。念のため、妊婦や妊娠予定者は避けるようにしていただきます。高濃度のトレチノインは炎症後色素沈着(ニキビ痕、やけどの痕、湿疹の痕など)、肝斑、日光性黒子、雀卵斑(そばかす)などのシミに効果があります。低濃度のトレチノインは小じわの改善に効果があります。(欧米では低用量のトレチノインを小じわの改善目的に使うことが一般的です)
シミに付ける場合(0.05%,0.1%)、朝夕に綿棒でシミからはみ出さないように薄く丁寧に付けてください。 小じわの治療の場合(0.025%,0.05%)、朝夕に気になる箇所に薄く丁寧に付けてください。 刺激感が強すぎる場合は、1日1回にする、間隔を少し開けるなどしていただいて結構です。※院によって取扱いの配合量が異なるため一度お問合せくださいませ
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※掲載内容・料金は更新時点での情報の場合がございます。最新の内容、料金は各院へお問合せください。