粉瘤は、毛穴の出口に近い部位が何らかの理由によりめくれくぼみを形成します。そこに皮脂や角質がたまっていくことにより袋状に成長し、徐々に大きくなっていきます。
そして外力、摩擦などで袋が破裂し、内容物が皮膚に漏れ出すと炎症を起こし腫れ痛みが出現します。
ただどうして毛穴がめくりかえってしまうのか、ということに関してははっきりしておりません。
かつて、手のひらや足の裏の粉瘤は外傷性粉瘤と言われており、外傷がきっかけて思われていました。現在ではその考えを証明する根拠は乏しいと考えられています。
現在では手のひらや足の裏の粉瘤に関しては外傷よりもむしろイボウイルスの感染が原因ではないか、と考えられています。
その他の部位の粉瘤に関して、真の原因は明らではありません。
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