耳は粉瘤(アテローム、アテローマ)の出来やすい位置です。
耳たぶに粉瘤が多発することもありますし、耳の後ろに粉瘤できることもあります。
粉瘤とよく間違えられる病気で今話題の化膿性汗腺炎もよく耳、耳の周囲にできます。その他、ケロイド、と間違えられることもあります。
放っておいてもいい、と考えている人もおられるようですが、粉瘤は基本的には切除するべきです。粉瘤は放置すると悪臭の原因にもなりますし、腫れて痛くなることもあります。
この辺りの粉瘤の治療で注意しなければならないのが、粉瘤を大きく切除しすぎて、耳の方が変わってしまう、ということです。耳の方が変わってしまったり、耳がネズミにかじられたように欠けてしまったのでは手術は成功したとは言えない、と考えています。
耳を綺麗に保ちつつ、粉瘤を切除するには、ほぞ抜き法(くり抜き法)が最も適しています。
ほぞ抜き法(くり抜き法)の場合、粉瘤を切除した後に、糸で縫う必要がないため無理に引っ張れることもなく、耳の形が変形することもありません。耳の粉瘤の場合もほぞ抜き法(くり抜き法)が最も適した治療と言えるでしょう。
当院理事長は低侵襲手術を開発、広めた功績にて、「アジアの次世代を担うリーダー100人」に選出され、「The Japan times the professionals」「チバテレビ スーパードクター」、「週刊新潮 注目の名医」に特集されるなど、数々の名誉をいただいています。
耳の粉瘤でお困りの方は是非、お近くの「はなふさ皮膚科」にご相談くださいませ。
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