酒さ3期における鼻瘤治療

対応医師：花房火月理事長

鼻瘤でお悩みの60代男性にご来院いただきました。
鼻瘤手術後イソトレチノインを7ヶ月服用した症例です。
治療後の鼻をご覧いただくとすっきりと改善してるのがひと目でお分かりかと思います。

鼻瘤は皮脂腺の過形成が原因なので、鼻瘤の手術後はイソトレチノインを服用します。

鼻瘤は酒さ３期とも言われ、原因は完全には解明されていませんが
鼻に皮脂腺の過形成が起こり、鼻が団子鼻のようになり、変形していく疾患です。
皮脂線の閉塞、線維化、血管拡張も起こります。
見た目の問題だけでなく、呼吸しづらいという機能上の問題を引き起こすこともあります。


放置すれば鼻瘤は進行してしまう可能性もありますので、気になる方はぜひご相談ください。







酒さの詳細

 

鼻瘤の詳細

▼料金
◇鼻瘤手術　３８２,８００円（税込）
炭酸ガスレーザーによる治療を第一選択としてしております。
その理由は出血量が減少少ないという報告が多いこと、傷の治りが早いとの報告が挙げられます。

◇イソトレチノイン
ロアキュタン初回：10mg 30錠 26,400円(税込)
アクネトレント初回：10mg 30錠 23,650円(税込)

※自由診療となります。


▼主な副作用

◇鼻瘤手術(炭酸ガスレーザー)
内出血、腫れ、かさぶた化、硬結、色素沈着（数ヶ月）、赤み（数ヶ月）、完全には治らない可能性

◇イソトレチノイン
乾燥肌、休止期脱毛症、腎肝機能障害、胎児奇形、横紋筋融解症

※症状、肌質により効果に差があります