ケロイドの手術に関しては一般的に敬遠されることが多く、単に切って縫い合わせだけの方法では、80%以上の高確率で再発し、かえって傷が大きくなってしまうだけ、ということが起こり得ます。
単に切って縫い合わせるだけでは50−100%の確率で再発しますので、Z形成術、W形成術、植皮や皮弁形成術にといったより高度な手術が必要となります。
それらの手技を行なった場合も再発の可能性はありますので、定期的なフォローアップと予防的なステロイドの注射(自費治療)が必要となります。
上記の理由から保険診療での治療では限界があり、当院では自費治療にて手術を行なっています。
オススメの患者様
・事故の跡が気になる
・水ぼうそうの跡
・他院での手術の跡
・他院でのレーザー治療の跡が気になる方
治療を受けられない方
・妊娠中の方
慎重に治療した方がいい方
・授乳中の方
・強迫神経症などの精神疾患をお持ちの患者様
手術により病変を切除し、縫合します。
手術方法は病変、位置により異なりますが、代表的な例を挙げておきます。
■手術直後
■手術後3週間
料 金:1㎝ 107,800円(税込)~
副作用:腫れ、赤み、内出血、縫合不全、感染症、傷が大きくなってしまう場合がございます。
また術後の経過は個人差がございます。
傷の方向をずらすことでケロイド・肥厚性瘢痕の再発を予防します。
またZの形の傷を作ることで傷を目立たなくさせる効果があります。
■手術直後
料 金:1㎝ 107,800円(税込)~
副作用:腫れ、赤み、内出血、縫合不全、感染症、傷が大きくなってしまう場合がございます。
また術後の経過は個人差がございます。
長めの傷に対して適応となります。
Z形成をいくつも作り、Wもしくはジグザグの傷を作ります。傷の張力(つっぱり)を解除するとともに、部位によっては長期的に傷を目立たなくさせる効果があります。胸部のケロイドによく使われます。
■手術直後
■手術後3週間
料 金:1㎝ 107,800円(税込)~
副作用:腫れ、赤み、内出血、縫合不全、感染症、傷が大きくなってしまう場合がございます。
また術後の経過は個人差がございます。
普通に縫い合わせると、傷が引き連れる場合は、V-Y皮弁形成術を行います。近傍の皮膚、皮下組織をずらして三角形の形にして欠損部位を覆います。
そうすることで引き連れ、皮膚のヨレ、歪みをなくします。目の周り、鼻の周りで選択されることが多いです。目や鼻が引き連れたり変形したりするのを避けるためです。
上記は基本的な手技のみですが、患者様に合わせて様々な術式や方法を組み合わせてなるべく傷が目立たないように治療させていただきます。
年間手術実績は※2019年4月~2020年3月の合計7268件でございます。
【内訳:三鷹院2063件・新座院1514件・国分寺院1475件・久我山院840件・志木院1134件・大宮242件】
当法人の理事長である花房火月は皮膚科において低侵襲手術の独自性および術式を広めた実績が認められ、皮膚科医として唯一、The Japan Times紙によりアジアの次世代を担うリーダー100人(100Next-Era Leaders IN ASIA2015-2016)に選出されました。
さらにその3年後には低侵襲手術を広めた功績、および日本におけるシリンジセラピーの普及に貢献したことを評価され世界的な経済新聞紙であるThe New York Times紙に次世代を担うリーダー2019の一人として選出されました。
記事はこちら(https://www.neltimes.com/persons.php/hizuki_hanafusa/)
それ以上 応相談
※掲載内容・料金は更新時点での情報の場合がございます。最新の内容、料金は各院へお問合せください。