Qスイッチアレキサンドライトレーザー

Qスイッチアレキサンドライトレーザーは、メラニンを選択的に破壊するレーザーであり、その選択性を利用して、さまざまなシミの治療に用いられます。


	注意： Qスイッチアレキサンドライトレーザーの副作用としては・痛み（半日程度少しひりひりする程度と思います）。・痂皮（数日、レーザーをあてた部位がカサブタになります。）・炎症後色素沈着・肝斑の増悪があげられます。炎症後色素沈着はレーザーを照射することによって新たにできるシミで、特に治療をしなくても３～６ヶ月でほぼ消失します。炎症後色素沈着は湿疹や、軽いやけどの跡にもできる色素沈着で、ほとんどの方が一度は経験されたことがあると思います。肝斑にQスイッチアレキサンドライトレーザーを打ち込むと、増悪することが知られていますが、注意深くシミを観察し、また慎重にレーザー治療を施行することで、避けることができます。 Qスイッチアレキサンドライトレーザーには、その他にはこれといった副作用はないので、注意深く施行すれば非常に安全性の高い治療と考えています。

効果に不安がある方には、テスト照射行わせていただいています。（1回1000円）

治療のながれ

受診時はメークはせずにお越し下さい。

	治療のご説明を行います。
	レーザーを照射します。
	軟膏を付け、ガーゼを当てて治療終了です。
	自宅にて石鹸洗浄、軟膏塗布、ガーゼ保護を行っていただきます。（それ以外は普段通りに生活をしていただけます）
	約1週間後に来院して頂き、レーザー後の状態を評価させていただきます。その後も日焼け止めクリームの塗布は継続して頂きます。

後天性真皮メラノサイトーシス、太田母斑では3～6カ月の間隔をあけて、同じ個所に数回レーザー治療を行う必要があります。


	参考：レーザーの痛みに関してレーザー直前に、照射部位を氷で冷やすことや、痛み止めのテープをあらかじめ貼ることで、ほぼ無痛でレーザー治療を行うことができます。

料金表（保険外治療の場合）

保険適用(3割負担の場合)1回6,000円～12,000円