ボーエン様丘疹症は男女の外陰部、肛門周囲に発生する、黒っぽい扁平な病変で多発することが多いです。
HPV16を中心とし、HPV18、31、33、39などのイボウイルスの感染症であることが多いです。
性感染症の一つです。
長期間放置するとボーエン病、有棘細胞癌などの原因となります。
ボーエン様丘疹症そのものを前癌病変と考えることもできます。
男性の場合、陰茎、陰嚢、鼠径部、肛門周囲 女性の場合、外陰唇、内陰唇、鼠径部、肛門周囲に褐色~黒色の小豆大程度までの扁平な隆起性病変が出現し、増えていきます。
脂漏性角化症、尖圭コンジローマ、被角血管腫など
尖圭コンジローマと同様に液体窒素による冷凍凝固術、
炭酸ガスレーザー、電気メスによる焼灼術などが行われます。 当院では炭酸ガスレーザーの治療の実績が多数あり、最もお勧めしております。
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ボーエン様丘疹症は性感染症で、性交渉により感染することがあるので注意が必要です。
女性においては、子宮頸癌の原因ウイルスと重なりますので特に注意が必要かと思われます。
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