A. ありません。男性ホルモンが頭頂部~前頭部の毛に影響を与え、男性型脱毛症を引き起こすのですが、その働きを抑制するのがプロペシアです。体全体の毛根を活性化させるわけではなく、男性ホルモンから頭頂部~前頭部の毛を守るのがプロペシアの役割です。そのため、他の毛が濃くなり過ぎると心配する必要はありません。
A.国内で実施された臨床試験(1年間)において、4.0%(276例中11例)に副作用(臨床検査値異常を含む)が認められています。主な症状はリビドー減退1.1%(3例)、勃起機能不全0.7%(2例)等でした。偽薬との差はありませんでした。
A.現在ではその考え方は、否定されており、頭部の皮脂の分泌量が多い方も、少ない方も男性型脱毛症を発症するリスクは同じということが分かっております。
A.頭皮に刺激を与えず、きちんと汚れを落としてくれるシャンプーが理想的ということになります。もし今お使いのシャンプーで特に頭皮にトラブルがなければそれで問題ないと思います。
A. 飲めません。女性型脱毛症の患者様にとってプロペシアは無効であり、さらには有害ですらあります。
A.円形脱毛症の患者様では、ストレスが原因となることがあります。ただ、ストレスだけが原因になるわけではなく、遺伝的な要因も影響していることが分かっております。
A.市販の育毛剤は医学的に効くとはっきりした根拠があるもの(大正製薬のリアップなど)とはっきりした根拠がないものが売られておりますが、当院でははっきりした根拠のあるもの、その根拠のレベルが高いもの(エビデンスレベルが高いもの)のみを扱っております。
A.更年期に女性ホルモンが急激に減少し、相対的に男性ホルモンが優位になることから女性型脱毛症が発症しやすくなるという説がありましたが、女性型脱毛症は男性ホルモンによる影響のみでは説明がつかない疾患であり、この説の信ぴょう性には疑問が残ります。 ただ更年期(50歳前後)と女性型脱毛症が起こりやすい年齢(40才~60才)が重なっているのも事実ですが、直接関係しているのかどうかははっきりしません。
A.脱毛斑の数が少なく、発症して1年以内であれば、ほとんどの患者様で1年以内に治癒します。ただ、アトピー性皮膚炎の既往のある方、脱毛斑の範囲が広い方、発症して3年以上たっている方は治癒する可能性が低くなります。
A.円形脱毛症の場合、ストレスにより発症増悪することが示されておりますが、男性型脱毛症の場合はストレスとの関係ははっきりしていません。
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