
ケミカルピーリングとは弱い酸を使って皮膚の角質や表皮を化学的に溶かすことによって、皮膚の再生を促し、皮膚の若返りを目指す治療法です。
最近では、ケミカルピーリングはただ角質、表皮を溶かすだけでなく、メラニンの産生を抑えることで美白効果を発揮すること、コラーゲン産性を誘導し、肌の張りを回復させることが指摘されています。
ケミカルピーリングとは弱い酸を使って皮膚の角質や表皮を化学的に溶かすことによって、皮膚の再生を促し、皮膚の若返りを目指す治療法です。
最近では、ケミカルピーリングはただ角質、表皮を溶かすだけでなく、メラニンの産生を抑えることで美白効果を発揮すること、コラーゲン産性を誘導し、肌の張りを回復させることが指摘されています。
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しみ しみの中でも、病変が浅い肝斑、雀卵斑などがよい適応になります。 |
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にきび、にきび痕 にきびに対しては保険治療で反応しない場合に、適応となります。 にきび痕の陥凹(いわゆるクレーター)を目立たなくしたい、といった場合もよい適応になります。 にきび痕の治療の場合、やや強いピーリング剤を塗布するため、ひりひり感が1日~2日残ったり、小さなかさぶたが出来たりすることがあります。 |
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小じわ 古くなった角質を新しく再生させることのほか、ピーリング剤が繊維芽細胞に作用し、コラーゲンの産生を促進することで、小じわの改善効果が見られます。 そのほか、肌のくすみにも効果があります。
グリコール酸も、サリチル酸マクロゴールも、ニキビに対する効果だけでなく、シミ、小じわに対する優れた効果が報告されております。ニキビをどうしても早く治したいという方にはグリコール酸を、絶対に痛いのは嫌だという方や絶対に副作用を起こしたくないという方には、サリチル酸マクロゴールをお勧めしたいと思います。サリチル酸マクロゴールによるピーリングは、天使のピーリングとも言われ、ピリピリ感がほとんどなく、術直後から効果が実感できます。以前、ピーリングをやってみたけど、痛かったという方は一度お試しください。 |
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まず石鹸にて洗顔していただきます。 |
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ヘアーバンド、医療用帽子などで、髪の毛が顔面に落ちてこないようにします。 |
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専用のソファーで休んでいただきます。 |
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(ピール剤によっては)目の周囲、口の周囲をワセリンで保護します。 |
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ピール剤を顔全体に付けていきます。 |
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数分放置します。 |
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(ピール剤によっては)中和剤を塗布します。 |
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洗顔していただきます。 |
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5分ほど氷水に浸したタオルで冷却していただきます。 |
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ローションを塗布して終了になります。 |
30分ほどで治療が終了します。
料金:
グリコール酸ピーリング:1回当たり4,000円(診察料、処置料等、薬剤費込み) |
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ハイドロキノンは美白効果、トレチノインは美白効果と、小じわ治療に効果があります。いずれも外用するだけの治療で非常に簡便ですが、まれにこれらの薬剤でかぶれてしまう場合があります。 話題のトレチノイン・ハイドロキノン療法を知りたい方はこちらをご参照ください。
夜に一度シミのある箇所に塗る方法が一般的です。 朝夜2回使う場合は、朝は必ず日焼け止めクリームを上から重ね塗りしてください。
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トレチノインは細胞内の核内受容体に作用し、表皮角化細胞の増殖を促し、表皮は厚くする作用があります。年齢とともに表皮が薄くなってきますので、表皮を厚くする作用はアンチエイジングに最適ということで、トレチノインが広く使われるようになりました。さらに表皮のターンオーバーを促進し、古くなった表皮角化細胞を新しく生まれ変わらせる作用もあります。角質をはがれやすくし、角質を薄くする作用もあります。その結果、透明感と張りのある肌を作ります。ただし、トレチノイン自体がメラニンの産生を抑制するというデータは乏しく、しみを強力に治療したい場合は、ハイドロキノンや、ルミキシルと組み合わせたほうが良いと思われます。また、トレチノインは、表皮におけるヒアルロン酸の合成を促し、真皮におけるコラーゲンの合成を促します。 以上は非常に有名な効果なのですが、よく調べてみると、そのほかにも様々な効果があることが分かります。以下羅列しておきます。 抗酸化作用(フリーラジカルという老化と関係している物質を捕まえる作用) 抗菌作用(表皮のブドウ球菌、ニキビ菌の増殖を押さえる作用) 紫外線吸収作用(ただし紫外線を吸収した場合に薬剤の安定性の問題もあり、当院では夜につけていただくようにお願いしております)少し皮膚が赤くなったり、ひりひりして、皮膚がぽろぽろと取れてきますが、ある程度なら心配ありません。念のため、妊婦や妊娠予定者は避けるようにしていただきます。高濃度のトレチノインは炎症後色素沈着(ニキビ痕、やけどの痕、湿疹の痕など)、肝斑、日光性黒子、雀卵斑(そばかす)などのシミに効果があります。低濃度のトレチノインは小じわの改善に効果があります。(欧米では低用量のトレチノインを小じわの改善目的に使うことが一般的です)
シミに付ける場合(0.05%,0.1%)、朝夕に綿棒でシミからはみ出さないように薄く丁寧に付けてください。 小じわの治療の場合(0.025%,0.05%)、朝夕に気になる箇所に薄く丁寧に付けてください。 刺激感が強すぎる場合は、1日1回にする、間隔を少し開けるなどしていただいて結構です。※院によって取扱いの配合量が異なるため一度お問合せくださいませ
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当院ではプラセンタ注射(メルスモン)を行っております。
メルスモンは感染のない健康なヒト胎盤を原料とし、多種アミノ酸を含有しています。
メルスモンは、美肌効果をはじめ、更年期障害軽減、疲労回復効果などが有名です。
メルスモン製薬では、健康保険の適用を認可されてから45年間、メルスモン注射を製造・販売してきた歴史を持ちますが、重大な副作用による事故の事例は一例も報告されていません。
週に1、2回、皮下注射を行います。
2回目以降は、受付にご希望を伝えていただければ、待たずにプラセンタ注射を行うことができます(ご来院から治療終了まで10分程度で済みます)。
粉瘤/ほくろ/皮膚線維腫/脂肪腫/ケロイド/軟性線維腫/血管腫
手術療法は、レーザー治療や臍抜き法よりも仕上がりにおいて劣ると考えておられる方も多いようですが、
やや大型の腫瘍や深部の腫瘍、シワのある部位においては手術療法の方が、傷が美しく仕上げる場合もあります。
当院では、特に傷が短くなるように切開を行います。ただ傷が短くても無理のあるデザインであれば傷の端が盛り上がってしまったり、長期的に傷が太くなってしまうことがありますので、その点も注意しながらバランスの良いデザインを常に意識して手術を行います。
また、傷が皮膚の流れや、シワに沿うように作ることが出来れば、傷は非常に目立たなくなりますので、その点も意識して手術を行うようにします。時に巾着縫合という特殊な縫合方法を行い、傷を巾着の口のようにキュッと縫い縮めてしまうこともあります。
◇主な副作用:麻酔薬アレルギー、傷跡、ケロイド、内出血、疼痛、再発
医師のコメント
背部の4cm強の粉瘤の患者様です。何度も炎症を繰り返しているとのことで臍抜き法ではなく手術療法を選択しました。
術後一週間後の写真です。
1ヶ月ほどでより目立たなくなると考えられます。
◇主な副作用:麻酔薬アレルギー、傷跡、ケロイド、内出血、疼痛、再発
医師のコメント
左頬のほくろの患者様です。切除+巾着縫合にて治療を行いました。治療後12日後の写真です。
数ヶ月後でほぼ傷跡が分からなくなると思われます。
◇主な副作用:麻酔薬アレルギー、傷跡、ケロイド、内出血、疼痛、再発
医師のコメント
右前腕の脂肪腫の患者様です。薄着の季節は目立つ場所ですので脂肪腫摘出後、丁寧に縫合いたしました。
手術3ヶ月後の写真です。ほとんど傷が分からないようになっているかと思います
◇主な副作用:麻酔薬アレルギー、傷跡、内出血、疼痛、再発
医師のコメント
耳のケロイドの治療後の患者様です。一見、奇麗になっているように見えますが、再発してくることも多いですので、テーピングなどの治療を厳重に数ヶ月行う必要があります。
◇主な副作用:麻酔薬アレルギー、傷跡、ケロイド、内出血、疼痛、再発
医師のコメント
胸部の海綿状血管腫の患者様です。当院では血管腫の患者様もなるべく傷が小さくなるように切除させていただいております。治療後一ヶ月後の写真です。まだ赤みが多少残りますが、数ヶ月でほぼ赤みは消退すると予想されます。
施術時間 | 10分〜60分(サイズによって手術時間は大幅に異なります) |
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痛み | ■麻酔の注射を行う際にチクッとした痛みがあります(予防接種の痛みと同程度)。 ■痛みに弱い方は、事前にスタッフにお申し付けしていただければ創部をアイスパックで冷却したり、特殊な針を使うことで痛みを軽減させることが可能となります。 |
来院目安 | 手術日、約一週間後の抜糸、一ヶ月後の傷のチェック、(必要なら)三ヶ月後の傷のチェック |
治療後の経過 | ■手術後、一週間後に抜糸を行います。 その後、お顔などの場合はテーピングを1ヶ月〜3ヶ月行っていただきます。 |
①まず手術の説明を行い、同意書をいただきます。(はじめに採血をさせていただく場合があります)
②局所麻酔下で手術を行います。(15分~30分)
③抗生物質、痛み止めの処方を行います。
④1週間後に抜糸します。
⑤顔面など傷の気になる箇所では、数週間後に再診し、傷の状態を評価します。
露出部(顔、首、肘から指先まで、膝から足先まで)の場合、切除した腫瘍の直径が
2cm未満 | 5,310~5,910円程度 |
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2cm~4cm未満 | 11,340~11,940円程度 |
4cm以上 | 13,410~14,010円程度 |
非露出部の場合(露出部以外)切除した腫瘍の直径の合計が
3cm未満 | 4,170~4,780円 |
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3cm~6cm未満 | 10,020~10,630円 |
6cm以上 | 12,810~13,420円 |
露出部(顔、首、肘から指先まで、膝から足先まで)の場合、切除した腫瘍の直径が
2cm未満 | 1,770~1,970円程度 |
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2cm~4cm未満 | 3,780~3,980円程度 |
4cm以上 | 4,470~4,670円程度 |
非露出部の場合(露出部以外)切除した腫瘍の直径の合計が
3cm未満 | 1,390~1,590円 |
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3cm~6cm未満 | 3,340~3,540円 |
6cm以上 | 4,270~4,470円 |
露出部(顔、首、肘から指先まで、膝から足先まで)の場合、切除した粉瘤の直径が
3cm未満 | 10,440円 |
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3cm~6cm未満 | 27,540円 |
6cm以上 | 42,510円 |
露出部以外
3cm未満 | 6,330円 |
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3cm~6cm未満 | 13,080円 |
6cm以上 | 28,440円 |
露出部(顔、首、肘から指先まで、膝から足先まで)の場合、切除した粉瘤の直径が
3cm未満 | 3,480円 |
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3cm~6cm未満 | 9,180円 |
6cm以上 | 14,170円 |
露出部以外
3cm未満 | 2,110円 |
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3cm~6cm未満 | 4,360円 |
6cm以上 | 9,480円 |
当院では医療用ピアスを行っています。当院では、欧州で高い評価を得ているブロムダール社製のピアスを使用しています。このピアスの特徴は、皮膚に直接接触する部位は、チタンでできている点です。金やニッケルなどでは、金属が溶け出し、体内に抗体が産生され、金属アレルギーを引き起こすことがあるのですが、チタン製の場合、かぶれる可能性が非常に低く、初めてのピアスの方に最適です。
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