ここ数ヶ月込んでる日が増えており、患者様の待ち時間が長くなってしまい、とても申し訳ない気持ちでいっぱいだったのですが、当院で勤務してくれるスタッフの数をさらに増やし、混雑緩和を行うことといたしました。
ゴールデンウィーク明けよりスタッフの数が増え、患者様の治療をより効率的に、より時間をかけて行うことが可能になる予定です。
もう少しお時間をいただければ幸いと存じます。
待ち時間をいただいてしまった患者様におかれましては本当に申し訳ありませんでした。なるべく待ち時間が短縮しますようにスタッフ一同全力を尽くす所存ですので何卒よろしくお願いします。
GW中は、暦通り診察いたします。
4月27日〜4月29日 休診
4月30日〜5月2日 通常診療
5月3日〜5月6日 休診
となります。
お間違いのないようお願い申し上げます。
男性でも美容診療を受けられる方が増えております。
ステロイド外用薬というと何となく怖い印象をお持ちの方がおられるようですが、そもそも皮膚科で使うステロイド外用薬で使われるステロイドというのは、何なのかを知っておくと便利なように感じますので報告させていただきたいと思います。
おそらくステロイドと聞くと
・オリンピックで禁止されている薬剤
・使うと筋肉がムキムキになるけど、あとで体がぼろぼろになってしまう。
・使うと性格が狂暴になってしまう
という「ステロイド」を連想される方も多いのではないでしょうか?
そちらのほうのステロイドは、テストステロン、すなわち男性ホルモンに近いホルモン類似物質で、皮膚科で使うステロイドとは何の関係がありません。
皮膚科で使うステロイドというのは副腎という腎臓の少し上にあるソラマメの形をした臓器から作られる糖質コルチコイドというホルモンと似た作用をする物質です。糖質コルチコイドは血糖値を上げたり、日内リズムを整えたり、炎症を抑えたりといった作用があり、体にとっては不可欠なホルモンです。
皮膚科では糖質コルチコイドの作用のうち特に炎症を抑える作用に注目し、湿疹などの皮膚炎を抑えるときに使います。体内に入ると分解されるように設計されているものもあり、適切に使用する限り全身的な副作用はあまり問題になりません。
最近、粉瘤の手術を希望される患者様が増えておられます。遠方よりお越しいただいている場合も多いので、なるべく素早く対応させていただきたい思っております。
手術方法についてですが、メスを使った一般的な切除法と、臍抜き法(ほぞぬきほう)があります。
臍抜き法は小さな皮膚科用パンチを使った手術方法で、粉瘤に小さな穴(直径3mm〜5mm)をあけて、そこから粉瘤の内容物を排出し、その後、粉瘤の袋を引っ張りだす手術方法です。
臍抜き法の方が人気があるようで、適応さえ間違えなければ臍抜き法の方が傷が小さくて済みますし、奇麗に仕上がる場合が多いのも事実です。ただ、臍抜き法はすべての粉瘤に適応になる訳ではなく、ある程度小さく(せいぜい2cmまででしょうか)、癒着が少ないものに限った方が良いと考えております。
大型のものや癒着の強いものに臍抜き法を行うと、再発のリスクが高くなってしまうためです。
※掲載内容・料金は更新時点での情報の場合がございます。最新の内容、料金は各院へお問合せください。