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後天性真皮メラノサイトーシスの特徴

意外に保険が効くレーザー治療

レーザー治療と言うと、保険が効かないとか、高額と言うとイメージがあるのですが、意外に保険が効く場合が多いです。

太田母斑、異所性蒙古斑などの幼少期より見られるアザ、えんぴつの芯が刺さってしまったというような、外傷に伴うシミ、ADMなども保険が効きます。

ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)というのは20代〜30代の女性に多いシミで、両頬に左右対称に出現します。肝斑、老人性色素斑よりも発症年齢が、若いのが特徴です。

肝斑や老人性色素斑との違いを簡単に述べておきます。

      ADM         肝斑      老人性色素斑
発症年齢   20代~       30代~       40代~
左右対称性  あり         あり        なし
形状     小斑点       びまん性    不整形でサイズも様々
色調  やや青みを帯びた褐色  淡い褐色       褐色
境界     明瞭        不明瞭なことも    明瞭
表面     滑らか       滑らか     ややざらざらしていることも

後天性真皮メラノサイトーシスは保険が利きますので、当院で自由診療で治療を受けられた方は、治療費の差学を返金いたしますので、お手数をおかけしますが、ご来院をお願いしたいと存じます。

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高円寺の紹介

私は高円寺に住んでおり、毎日三鷹に通っていますが、仕事のはかどらないときは無理に同じ場所で続けずに、カフェなどに移動して気分を変えて仕事をするようにしております。
本日はこんな感じの店に入ってみました。

2階なので店の様子が分からないのですが、入ってみるとは少しメルヘンな感じのする可愛らしい店です。場違いな店に来てしまった!と驚いてしまったのですが仕方ありません。

グレープフルーツジュースとサイドメニューを注文します。
サイドメニューはボリューム満点なので、夜食代わりに食べると太ってしまいそうですね。

最初は驚いたのですが、サイドメニューもおいしくリラックスできる良いカフェだと思いました。深夜までやっているのもありがたいです。
高円寺はカフェがたくさんあり、個性的な店が多いそうです。

当院で発行している3月のニュースレターでは高円寺について紹介させていただきました。一風変わった店やディープなところも紹介させていただきましたので、待ち時間にニュースレターを読んでいただければ幸いと存じます。

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扁平母斑のレーザー治療

小さなお子様の体に褐色のシミのような病変が見られることがありますが、扁平母斑という疾患の可能性があります。
扁平母斑は出生時にはそれほどはっきりしないのですが、乳幼児期になって明瞭になってくる褐色斑で、体幹や手足におおいです。
大きさは数cm程度のことが多いのですが、10cm以上のものも時に見られます。放置しても問題はないのですが、薄くならずに終生存続します。

レーザー治療を繰り返すことで薄くなることが期待できますので、気になる方は治療をお勧めしたいと思います。

その他、保険の効くレーザー治療としましては
外傷性刺青(鉛筆の芯が刺さって黒ったままの状態など)
太田母斑
後天性真皮メラノサイトーシス
異所性蒙古斑
などがあります。

なお後天性真皮メラノサイトーシスは保険適応かどうか私も悩んでいたのですが、国保、社保の保険支払い担当に聞いたところ、「保険適応」との明言をいただきましたので、安心して保険適応で治療を受けていただけます。
これまで自費診療にて後天性真皮メラノサイトーシスの治療を受けていただいていた患者様には、差額を返金いたしますのでお気軽にお問い合わせください(お手数をおかけして申し訳ございません)。

レーザー治療について詳しく知りたい方はこちらをご参照ください。

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花粉症皮膚炎が少し気になる季節になりました。

花粉症が気になる季節になってきました。今年は例年より飛散する花粉の量は多いのではないかと予想されています。

花粉症皮膚炎というとなんとなく聞いたことがあるような名前ですが、その疾患概念が確立したのは比較的最近のことです。通常、花粉症といいますと、目や鼻などの粘膜に花粉が付着し、目が痒くなったり、鼻水が出たり、くしゃみがでたりする現象のことをさします。

一方、花粉症皮膚炎とは、まさに花粉が皮膚につくことによって顔や手にかゆみや湿疹が起こり、特にアトピー性皮膚炎の方は症状が増悪する現象のことをさします。少し専門的な言い方をしますと、IgEが関与するいわゆる接触性蕁麻疹の場合(即時型アレルギー)と、感作されたT細胞が関与するアレルギー性接触皮膚炎の場合(遅延型アレルギー)の場合があります。いずれも「かぶれ」と同じものです。空気中を待っている花粉が皮膚に付くことによってかぶれているのです。

もともと花粉症のある方は、花粉の季節には、体の中のアレルギー反応のレベルが上がるために皮膚炎が増悪しやすいのですが、その場合は全身で増悪がみられるのに対し、花粉症皮膚炎の場合は、顔や手などの露出部に限局し皮膚炎の増悪がみられます。

花粉の季節に、顔や手などの露出している部分の皮膚のかゆみが出る方、アトピー性皮膚炎が増悪する方は、花粉症皮膚炎の可能性があります。これまでは、「季節の変わり目だから皮膚がデリケートになっている」と思っていた方も、よく調べてみると花粉症皮膚炎であったということも多いです。

そもそも季節の変わり目に毎年皮膚がデリケートになるのは、花粉、乾燥、紫外線、汗、ハウスダストなど何らかの原因があるはずなので、何が原因か少し追求してみると対策がたてやすいかもしれません。

毎年春先に顔が痒くなりやすい方は花粉症皮膚炎を疑っても良いかもしれません。花粉症皮膚炎になってしまったら、なるべく皮膚を露出しない、家に帰ればすぐにシャワーを浴びるといった対策が有効です。

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クマの治療の結果が出てきました。

クマに対する新しいヒアルロン酸、リデンシティ2の治療効果の結果が出てきたので、もし興味ある患者様はこちらをご参照いただきたいと思います。
クマの治療には画期的であると感じております。

ご協力いただいた患者様には、とても感謝しております。本当にありがとうございました。

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