東京では午前7時31分から金環日食がみられるとのことでしたが、その時間は通常なら電車に乗っている時間帯なので、一本電車を送らせて、雲の切れ目から金環日食をほんの一瞬だけ見ることができました。一瞬とはいえとても幻想的で心に残るものでした。おそらくもう二度と見られないものでしょう。
何でこの忙しい時間に、と思われた方も多いかもしれませんが、私はこのあわただしい時間に見れてかえって良かった、という気がします。一瞬にして過ぎ去ってしまものは、あわただしい日常生活に身を置いていたほうがかえって、その一瞬を鮮明に感じるのではないかと思われるからです。
私は花見などでも、気合を入れて有名な花見スポットに見に行った時よりも、歩いているときに何となく見上げた一本の桜の方が強く印象に残ったりもします。遠出して海に遊びに行った時よりも、夕立の後に職場から出て、土のにおいと湿気のまざった蒸し暑い空気を吸った時の方が夏を強く感じることもあります。もしかすると、あまり遊ぶ時間のない人間の負け惜しみかもしれませんが。
今日も無事診察が終わってよかったです。ブログを読んでいただいて、ありがとうございました。
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