多発脂腺嚢腫で当院を受診される方が多いですので少しコメントさせいていただきたいと思います。
多発脂腺嚢腫は、腋窩や腕、胸部、頚部、腹部などにコリコリとしたしこりが沢山できてしまう疾患で、「粉瘤」と間違えてしまう方が多い疾患です。
粉瘤と違って、お臍がなく、左右対称に多発する事が特徴です。
放っておいても特に問題はないのですが、整容面、機能面で治療を希望される方は、保険適応にて切除をする事が可能です。
これまでは、放置するか、針で穴をあけて内容物を抜くだけ、一回の手術で数個切除するだけ、というような治療法しかなかったようですが、手術技術の大幅な進歩のため、一回で10数個切除することも可能となりました。
粉瘤の臍抜き法と似た治療法ですが、皮膚に3mm程度の穴をあけ、そこからしこりを抜き出す方法です。比較的大きな脂腺嚢腫も小さな穴から引っ張りだす事が可能ですので、傷もそれほど大きくならない、という特徴があります。
多発脂腺嚢腫で御悩みの方はぜひご受診いただきたいと思います。
本日は新座院に医療機器の運び込みを行ってきました。
新座院では
最新のレーザー脱毛器(EliteMPX)
Qスイッチ付きアレキサンドライトレーザー(シミ、あざの治療)
レーザー痩身器(Smooth shape)
フォト治療器
炭酸ガスレーザー
光線機器
など、治療で必要な機器をすべてそろえる予定です。
無機質に感じられていた院内も機械を運び込むと、急に活気がついたように感じられました。
5月31日、6月1日、10時〜13時まで内覧会を行います。
ご興味のある方はぜひご参加くださいませ。
ここ数日汗ばむ陽気が続いています。肌を露出する機会も多く、医療レーザー脱毛を検討されている方も多いと思います。
レーザー脱毛などもしっかり効果を出すためには、数回治療が必要ですので、真夏に間に合わせるためには今頃から治療を検討された方がいいように思います。
少し話が外れますが先日、私もひげの脱毛(4回目)を行いました。もともと肌が弱くひげを剃るたびに肌荒れを起こしていたので、レーザー脱毛を(自分で)行っていたのですが、かなり薄くなり手入れが楽になってきました。
こちらもおすすめですので同じような悩みを抱えておられる方はお気軽にご相談いただきたいともいます。
これまで一回で手術する事が難しかった炎症性粉瘤をダブルパンチ法を治療を行っております。
この方法ですと、一回で炎症性粉瘤を治療する事も可能で(全例可能という訳ではありません)、傷も最小限ですみますので、優れた方法であると考えております。
炎症性粉瘤に二カ所小さな穴をあけ、その間に生理食塩水を大量に通す事で、膿、粉瘤の壁を完全に取り除く方法です。
治療一週間後の写真です(少しテープかぶれを起こされております)。
治療後一ヶ月もすればほぼ目立たない傷になるかと思われます。
当院初の分院である埼玉県新座院(新座はなふさ皮膚科)が完成に近づいてきました!
6月2日〜開院予定です。
もともと新座周囲から当院にこられる方も多く、患者様の利便性も考え分院の必要性を考えておりました。最新の皮膚科、美容皮膚科を実践するのに必要な空間を作ったつもりです。
三鷹院同様、多くの方に愛されるクリニックを目指して、全力で努力していきたいと思いますので何卒よろしくお願いいたします。
※掲載内容・料金は更新時点での情報の場合がございます。最新の内容、料金は各院へお問合せください。