ASDS2018（米国皮膚外科学会2018）のご報告

ASDS2018が10月10日-14日、米国アリゾナ州フェニックスにて今月行われました。

学会はフェニックスのマリオットホテルにて行われました。

アリゾナ州はグランドキャニオンやセドナを有した観光地でもあります。

ASDSは皮膚科における手術、および美容皮膚科学の学会で、非常に華やかな雰囲気です。

10日は、ご遺体を使っての手術のトレーニングとなりました。2人で一つのご遺体を提供していただけ、丸一日手術を行えますのでとても貴重な経験となりました。日本ではまず考えられない出来事であると思われます。
ご遺体を提供してくださった方のご意志、ご遺族に陳謝いたします。

翌日以降は、通常のスライドを使った学会形式となります。

日本よりも情報の開示が進んでおり、日本ではあまり聞くことができない情報を知ることができます。

美容皮膚科においてバランス、ハーモニー、動的機能を重視した治療法など、日本にはない概念が導入されており非常に勉強になります。やはり米国は日本よりも２−３年ほど進んでいるように思われます。

この度の学びを診療に生かして参りたいと思います。