恒例ですので2013年12月の手術実績を報告させていただきます.
粉瘤135件
ほくろ(保険適応のみ)62件
ケロイド3件
皮膚線維腫4件
軟性線維腫4件
脂肪腫5件
眼瞼黄色腫2件
石灰化上皮腫3件
陥入爪手術4件
など、計281件でした。
大きなトラブルもなく2013年を終了することが出来ました。
今年に入ってからも多くの皮膚腫瘍でお悩みの患者様にご来院いただいております.
お困りの方がおられましたらお気軽にご相談くださいませ。
11月の手術実績についてご報告させていただきます。
粉瘤136件
ほくろ(保険適応のみ)57件
石灰化上皮腫6件
皮膚線維腫4件
など計244件でした。
合併症に関しましては、殿部の粉瘤に縫合不全が2件、(以前に手術した)ほくろの再発が1件ありました。
縫合不全に関しては外用療法にて1〜2週間で完治しております.
今後もより一層合併症に注意しながら治療を進めさせていただきたいと思います。
恒例となりましたが10月の手術症例実績を報告させていただきたいと思います(注意:例えば1回に粉瘤を3カ所切除した方は、3件と計算させていただいております)。
粉瘤132件
ほくろ(保険適応のみ)46件
陥入爪手術11件
皮膚線維腫7件
脂肪腫7件
血管腫5件
など計270件でした。
合併症は縫合不全が4例(うち3件が殿部)、以前の手術の再発例が2件ありました。縫合不全に関しましては1週間程度にて完治、再発例に関しましては再手術にて完治しております.
殿部は手術後には座る際にテンションがかかりますし、炎症が持続している場合がありますので、そのようの結果になってしまったのではないかと反省しております.手術後の生活指導などにもっと力を入れていかなければ行けないと考えておりますので、何とぞよろしくお願いします。
当院では粉瘤の患者様が、他県からもご来院いただいておりますが、実際、ご来院されると別の病気であったということが少なくありません。
大きさや、皮膚の表面に出来る疾患という類似点から石灰化上皮腫や皮膚線維腫と紛らわしい場合がありますし、何度も炎症を繰り返す、という点から慢性膿皮症との紛らわしい場合もあります.
私は以前から慢性膿皮症という疾患に興味を持っておりますが、頭や首の後ろ、お尻に多い病気であります.粉瘤は皮膚に袋が出来、その中に細菌が感染することで炎症を繰り返すのですが、慢性膿皮症の場合、腫瘍がないにも関わらず、ちょっとした刺激で皮膚が生んでしまうという違いがあります.
お尻に慢性膿皮症が出来る方というのは、ほぼ全員ヘビースモーカーの方で、喫煙が大きな影響を与えていることはほぼ間違いないように思います.
喫煙が血管内の炎症を惹起するという話は以前からありますから、間接的に皮膚に炎症を引き起こしやすい状態を作っていたとしても不思議ではありません。
9月の手術実績を報告させていただきたいと存じます.
粉瘤77件
ホクロ61件
神経線維種10件
血管腫5件
脂肪腫5件
毛巣洞3件
など計187件の手術を担当させていただきました。
合併症ですが、縫合不全2例(いずれの患者様のごく軽度で、1週間後には完全に傷は塞がりました。やや炎症の残っている状態での手術だったのが原因と思われます)。
また約半年前に手術されたホクロの患者様の再発例がございました。無料にてレーザー治療を行い、完全に取りきることが出来ました。
今後も合併症のないように大いに慎重に治療をさせていただきたいと存じますので、何卒よろしくお願いします。
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