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酒さの患者様が増えているようです。

お顔(ときに首まで)に赤み、火照り、ぴりぴり、ニキビ様発疹といった症状を引き起こす酒さという疾患が増えてきているようです。
皮膚科医の集まりでも、「なぜか酒さの患者さんが増えている」と耳にする事が多くなりました。
原因についてははっきりしませんが、酒さという疾患が認知されてきているのが大きいようです。

酒さはすぐには治らない病気で、大いに悩んでいる方が多く、当院でも遠くは盛岡などから受診される方もおられました。ある種の抗生剤の内服やタクロリムス外用で改善が見込めますが、それでも改善が十分でない場合は、色素レーザーや当院で導入しているフォト治療(アイコン)などでさらに改善させる事が可能です。

治療はそれほど難しくはないのですが、なかなか診断にたどり着かない、という問題点があるようです。
脂漏性皮膚炎、化粧品かぶれ、アトピー性皮膚炎、ニキビ、光線過敏症などと間違えやすいといわれています。

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粉瘤の手術の

当院では月に100例を超える粉瘤の手術を行っておりますが、さらに傷を小さくする方法が可能となりましたので報告させていただきます。
これまで粉瘤の臍抜き法(くり抜き法)では3mm、4mm、5mmの皮膚パンチを使って手術を行っていたのですが、スタッフが2mmパンチを探してきてくれたので、2mmの臍抜き法が可能となりました。
2mmの臍抜き法を行った場合は、ニキビ痕か場合によってはそれよりも目立たない傷になるかと思われます。顔の比較的小型の粉瘤が適応となります。

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炭酸ガスレーザー後の赤みの治療

炭酸ガスレーザーはホクロやいぼなどを切除する際に良く使われるレーザーですが、治療後に赤みが長期間残ってしまうことがあるという問題があったのですが、これからはその心配も軽減されそうです.
炭酸ガスレーザーによる治療後の赤みが半年以上続いていた患者様ですが、アイコンによるIPL治療後、一週間で大幅に改善が見られています.

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赤ら顔の原因

赤ら顔でお悩みの方は多いかと思いますが、その原因として
・湿疹
・花粉症皮膚炎(花粉かぶれ)
・化粧品かぶれ
・ニキビ痕の赤み
・光線過敏症
・酒さ
・脂漏性皮膚炎

など様々なものがありますが、数年以上繰り返しており、火照りやすく、化粧品など何を付けても刺激を感じてしまう、という方は酒さを疑っていいと思います。
酒さの方は皮膚が非常に敏感になっていますので、どんな化粧品を付けても刺激を感じてしまいますので、化粧品かぶれと間違えられやすく、また紫外線により増悪しますので、光線過敏症と間違えられがちです。

赤ら顔でお悩みでなかなかよくならないという方は一度ご相談いただきたいと思います。

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日本臨床皮膚科医会の学術大会に来ています

本日は、日本臨床皮膚科医会の学術大会に来ています。
名前の通り臨床に役に立つ情報がたくさんあり非常に勉強になります。

食物アレルギーの方でも食べやすいケーキが展示されていました。
お子様の食物アレルギーの原因になりやすい卵、ミルク、小麦が使われていないそうです。
見た目は普通のケーキと変わりなく、味もとてもおいしかったです。
このような食べ物が今後増える事を期待したいと思います。

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