昨日は、皮膚合同カンファレンスという勉強会に参加してきました。
今回は尋常性疣贅(イボ)の治療についていろいろと議論が交わされていた。
尋常性疣贅(イボ)はなかなか治らないことが多く、どこの病院、クリニックでも悩んでいることが多いようですが、当院では、液体窒素による冷凍凝固術を2ヶ月行い、それで効果が不十分なら、冷凍凝固療法に活性型ビタミンD製剤とスピール膏を組み合わせた閉鎖療法を行うようにしています。その方法を確立して以降、尋常性疣贅でほぼ満足のいく結果が得られています。
カンファレンスのあとは、クリニックに戻って、月初恒例のレセプトの整理を行いました。レセプトの整理をしていて改めて今年の夏はとびひの患者様が非常に多かったなと感じました。(昨年は手足口病の患者様が非常に多かったです。)
とびひの原因菌に対する抗生剤に対する感受性は地域によって特徴があるとされていますが、当院におけるとびひ起因菌の感受性のパターンは解析することができました。これからの診療に役立てたいと思います。
そして本日は医学部時代の同級生15人と上野の居酒屋で同窓会がありました。同じ医療の分野で活躍する同級生や、他分野で活躍する同級生をみて私も大いに触発され、ますます診療に励んでいかなければいけないと感じました。
とびひの患者様が急増しております。
昨日一日だけでも30名近いとびひの患者様がご来院されました。
とびひは水疱性膿痂疹と非水疱性膿痂疹に分かれますが、いずれも患者様も、起炎菌のほとんどは黄色ブドウ球菌です。(非水疱性膿痂疹は溶連菌を起炎菌とすることが多いとする説もありますが、本邦の他の報告同様、当院でも起炎菌はほとんど黄色ブドウ球菌です)。
黄色ブドウ球菌のうち、大部分の抗生剤がきかないMRSAという菌が有名で特に注意が必要ですが、今のところMRSAを検出することはそれほど多くはありません。ただし、とびひになる前に、夏風邪などで抗生剤を長く飲んでいた、というお子様では、MRSAを検出する可能性が高くなっております。おそらく抗生剤を飲んでいるうちに、鼻腔や表皮に常在する黄色ブドウ球菌が耐性化するのでしょう。やはり不用意な抗生剤の使用は慎まなければなりません。
現時点では、とびひのオーソドックスな治療
①まずはセフェム系抗生剤の内服と、ニューキノロン系外用薬(もしくはステロイド外用薬)による治療を行う。
②効かない場合は内服薬を、ホスホマイシンという抗生剤に切り替える。
で効かなかった患者様はおらず、治療に難渋することはほとんどないのですが、今後も耐性菌には十分注意していくつもりです。
8月10日~16日まで長い夏休みをいただいておりましたが、いよいよ明日より診療を再開いたします。
本日は、クリニックの掃除をしたり、皮膚科関連の学会誌や成書を読んで過ごしました。
スタッフ一同リフレッシュし、今まで以上に一生懸命、皮膚科診療を行う所存ですので何卒よろしくお願いいたします。
8月10日~16日まで夏季休暇をいただいております。患者様にはご迷惑をおかけして本当に申し訳ありません。17日からは今まで以上に一生懸命、診療に励みたいと思います。
私も今年は海に行ってまいりました。
日焼けには十分注意していたつもりですが、かなり焼けてしまいました。普段、日に焼かないようにとご指導させていただいているのですが、非常に恥ずかしい状況となってしまいました。
せっかくなので、日に焼けた状況でも安全にレーザーを当てられるかどうか、を自分の体を使っていろいろ条件を変えてとテストしてみました。本来、日焼けした直後の皮膚は、レーザー照射に向いていません。日焼けした直後の皮膚では、もともと皮膚に炎症が起こっているためレーザー照射により炎症が増強され、思わぬ赤み、腫れ、痛みが強く出ることがあるからです。また日焼けした皮膚ではメラノサイトが活性化しているため、炎症後色素沈着が非常に起こりやすくなっているからでもあります。だからと言って弱くレーザーを打つと今度は十分な効果が得られなくなります。そのため当院でも日焼けをした患者様には1~2ヶ月、レーザー照射を待っていただくようにしております。
しかし外国から来られている患者様などで、日焼けしている状況で、どうしてもすぐにレーザーを照射してほしいといったニーズがあるのも事実なのです。
その場合、今回の私自身へのテスト照射は良いサンプルになるかもしれません。
海の写真です。サーフボードを持っていますが、ほとんどサーフィンはできません。



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