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なぜ、今、ヒアルロン酸なのか?③

ヒアルロン酸が再注目されている、という話の続きです。

ヒアルロン酸が注目されている理由の一つに、その用途の拡大があります。

2000年代はシワを伸ばす、くぼみを治療するという使い方がメインでした。
2010年代からシワの原因になっているたるみの治療を行う、という流れになり、用途の拡大が見られました。
さらに2010年代半ごろから自然に若返る、というテーマが取り上げられるようになりました。
最近では、美しく若返る、というテーマになってきています。

これらはヒアルロン酸の基剤の向上、テクニックの向上、経験の蓄積によって実現されたものと思われます。

かつての、ヒアルロン酸を注射したらボコボコするとか、頬がパンパンになるとか、違和感が出るとかというのは過去の遺物ですね。

例えば、ご希望の多い法令線のヒアルロン酸注入に関しても、かつては法令線にそのものに注入していました。
それに対し、現在では、法令線はただのシワではなく、たるみの結果である、という理解のもと、フェイスラインやミッドフェイス、法令線などに分散して注入する方法がメインになっています。

その方が違和感なく、自然に仕上がります。ただ問題点としては、同じ量(例えば2mmL)使った場合、法令線だけを見た場合は、やや改善が物足りなく感じる可能性があります。

ヒアルロン酸の使用量が増える、というのはやや弱点であるようには感じます。

現在2年間持続型のヒアルロン酸もありますので、無理せずに少しずつ、改善を行っていただけるといいように思います。

今はなるべく、自然に、美しく若返るというのがテーマです。

詳しく知りたい方は拙著もご参照くださいませ。

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