ADMというアザを聞いた事があるでしょうか?
ADMというのは、アザというよりシミと感じる方が多いのですが、厳密にはアザの仲間、という事になります.
これは20代で発症する事が多く、通常のシミよりも発症時期が早いのが一つの特徴です.
両頬に左右対称に、褐色〜灰褐色斑が現れます。
このアザの特徴は、他のアザと異なり、フォト治療やレーザートーニング、飲み薬や付け薬には全く反応せず、Qスイッチ付きレーザーしか反応しない、という点です.
すなわち、ADMの治療は診断がすべてで、最初の診断を間違えると大いに遠回りになりますので注意が必要かと思います.
ADMは肝斑や老人性色素斑と間違えられやすく、経験豊富な医師による診察をお勧めしたいと思います.
ちなみに左がADM、右が肝斑になりますがお分かりいただけるでしょうか?
ADMのレーザー治療は保険適応となり、3割負担の方で1回7000−10000円程度となります
※掲載内容・料金は更新時点での情報の場合がございます。最新の内容、料金は各院へお問合せください。