ニキビ痕のクレーターがなかなか良くならず、困っておられる方は多いと思います。
ニキビ痕の治療は、フラクショナルレーザーやダーマペン、ダーマローラなど様々な方法が考案され、それぞれ一長一短ですが、中にはそれらの方法では治らず、サブシジョンといった簡単な手術が必要となることがあります。
サブシジョンは、皮膚の表面を引っ張る、皮下の組織を剥離、切断することで、皮膚の凹みを改善させる治療法です。
例えば以下のような患者様の場合、どう治療したらいいのでしょうか?
まず、フラクショナルレーザーやダーマペンから始めるのは全然ありだと思います。
ただ下から引っ張る力が強い場所、すなわち下で、丸をつけたようなところは、それらの治療には反応しづらく、サブシジョンを行った方が早いでしょう。
サブシジョンをご希望の方は、下のサイトをご参照くださいませ。
http://www.mitakabiyou.com/nikibi-ato/
最新の皮膚科について知りたい方はこちらを御参照くださいませ。
こんにちは!
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こんにちは!新座はなふさ皮膚科オオシマです。
この度私のつたないダーマペン体験記3回目です。乱文お見苦しく恐縮ですが、どうぞ最後までお付き合いくださいませ。
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昼休みにダーマペンを施した私は、午後の診察をマスクで乗り越えることにした。もしその日、新座はなふさ皮膚科で顔中ベタベタにやたらテカっていたスタッフを見かけていたら、それは私です。
顔はアスファルトで擦ったようにヒリつき、火照りでどこか気怠く頭が回らない。若干気分の落ち込んだ私は、「このまま傷跡が残ったらどうしよう…」という不安に襲われた。今までダーマペンを行ってきた患者様も、初回終了時はこのような気持ちであったに違いない。
帰宅しガーゼをめくると、血は止まり腫れもやや落ち着いている。私の顔を見た3才の娘は「ママ…どうしたの…転んじゃったの…お顔…ケガしてるよ…」と引き気味に心配してくれた。本来ならば洗顔も可能なのだが、そんな気分になれず、もう一度ベタベタにプロペトを塗布し早く眠りについた。
驚いたのは翌朝である。
顔が真っ白である。
クレーター部位はやはり赤くまだらに残り、ところどころ垢のように剥けた皮も見受けられるが、顔全体の熱感や赤みは引き、澄んだ象牙色の肌となったのだ!フェイスラインには若干のむくみを感じるが、日を追うごとにすっきりとするであろう。これは期待できる。あとはクレーターがどうなるかだ。
翌朝。
私の肌には確実に変化が見られた。
目の下三角ゾーンの毛穴が引き締まり、ムチッとした密度の高い肌へと生まれ変わっていた。そして肝心の頬のクレーター。
浅くなっていたのである!
勿論、完全に埋まったわけではない。まだ凹みもある。
が、確実にベールを1枚まとったような、全体的に統一感のあるキメの整った肌に見えるではないか。言うなれば、外側に広がっていた緩い皮膚が巾着をしぼるようにキュッと顔の中心に集まり、凝縮されたような、贅沢な肌感だ。
そして嬉しいことに、目の下のちりめん皺もわずかであるが改善された。もともと花粉症のため目頭をこする癖があり、乾燥しやすく笑うとひび割れていたのだが、ダーマペンで皮膚に厚みがでたおかげでふっくらとした肉感が蘇り、確実に若返った。
こうなると貪欲になるのが人間である。
「もっと深く刺してもらえばよかった・・・っ!!!」
あんなに術後は毛嫌いしていたダーマペンなのに、今はひどく愛おしい。
1ヶ月後に是非また会いたい。
ダーマペンは全顔1回6万円、6回で30万円の施術である。部分のみも対応しており、頬1回4万円、6回20万円、また鼻となれば1回1万5千円、6回7万5千円である。
私はスタッフであるため、この素晴らしい施術を無料で行うことができた。だが果たして患者として自身が来院した際にはどうだろうか。
私は自信をもって言いたい。
ダーマペンにはこの金額に見合った価値がある。
もしスタッフ割引がなくなって有料になったとしても、この同等の金額を払ってでもダーマペンを行いたい。
そのくらい、効果は抜群であった。
恐れていたダウンタイムであるが、私は5日ほどでおさまった。やってみればなんてことは無い。1ヶ月後が楽しみである。
以上、体験記でした^^
画像は魔法のペンことダーマペンです!
ペン先の剣山のような針は1つずつ密閉されていて清潔、使用時に初めて開封します。本当に文房具のペンみたいですよね♪
オオシマをお呼びいただければ、頬のクレーターの経過をお見せします^^
是非ご相談くださいませ!
麻酔クリームを拭き取り、自分で顔じゅうに成長因子を綿棒で塗る。事前に塗っておくことによって穴があいた際に即座に肌に浸透し、生まれ変わりを促進させる仕組みだ。私はそわそわしながらダーマペンの登場を診察室で待った。来て欲しいような来ないで欲しいような・・・まるで初デートである。
Dr.がスイッチをいれ「ジーーーーー」という音が耳に入る。「いくよ〜」という掛け声とともに鼻横にダーマペンが私の肌の上を滑る。
痛くない!!!!
私は歓喜に湧いた。麻酔様々である。
しかし、これが荒れ果てた土地に対するただの地ならしだと知る。本番はこれからだったのである。針の深さを1段階深くする。
「クレーターにあてるよ〜」と声が聞こえた途端、頬骨にドリルのような振動が伝わった。
・・・・・・痛い!
先ほどと打って変わって骨に響くような痛さである。慣らし運転でなく、これが平常運転なのだ。残念ながら私のクレーターは両頬・目の下・法令線など無数にあるためどんどんダーマペンは私の領域へと侵入していく。骨にあたり皮膚が薄い頬・鼻・口唇の周りは特に痛い。(※個人差があります)最後に目の下の小じわである。ここは皮膚が薄くデリケートな部分であるため浅めに刺す。10分ほどであっけなく終了である。
私はすぐさま鏡を見た。きっと顔面じゅう出血で真っ赤であろう、だってこんなに痛いんだから。・・・と思ったのだが。クレーター部分に多少血が滲むだけで、あとは全体的にやや赤く腫れているだけである。「こんな・・・もんなんだ」。拍子抜けである。
軽く出血部位を拭き取り、再び成長因子を塗り、放置したのちプロペトを塗る、これでもかという位塗る。ガーゼを丁寧に切り、マスクで優しく押さえる。患部はジンジンと熱感を感じる。・・・私の負の遺産は本当に消えるのだろうか。
つづく
次回「私のダーマペン体験記〜術後・完結!〜」
2016年10月某日。私は手鏡を前にして悩んでいた。
頬にあるニキビ痕のクレーターについてである。
私は中学・高校とひどいニキビに悩まされてきた。特に左側に集中しており人から見られるのを防ぐため、自然と歩いている人の左側を歩く癖がついた。このようにすればまだましな方の、右側の顔だけ人に見せれば良い。右側にニキビが無いわけではないが、まだ小粒だ。小粒ならまだ許されるのではないか。
そんな人目を気にした青春時代を過ごしていたのだが、今やどうだろう。
「まし」だと思っていた右側の頬に、クレーターが数カ所目立ってきているではないか。
加齢である。今までは何とかハリでごまかしてきたものの、年齢に伴ったコラーゲンの萎縮や糖化で最近の私の肌はめっきり萎んできた。鬱々とした青春時代の負の遺産がひょっこり顔をだしたのだ。
「ダーマペンが必要・・・」
漠然とそう感じた。女の直感のようなものである。
ただ私は新座はなふさ皮膚科にダーマペンが導入されてから、自身に施すには躊躇していた。というのも、痛そうなのである。他のスタッフが実際受けている様子をやんややんや騒いで第三者として面白がってはいたのだが、いざ当事者となると話は別である。ようは怖いのである。
まずは出血。凹みが深ければ深いほど、やはりダーマペンの針も深く刺した方が良い。ただし、初回から一気に行うのでは負担がかかるため、徐々に回数を重ね深く刺して行く。その過程において、やはり出血は避けられない。(実際はすぐ止血します)
次にダウンタイム。この施術は術後24時間はプロペトという医療用の保湿剤しか外用してはならない。その間マスクにガーゼをしたり摩擦や乾燥から肌を守る必要がある。24時間経過以降は普通のスキンケアに戻して良いのだが、顔に無数の穴があいている以上、本気でいつも通りのお手入れやメイクをする気になれない。私は化粧が大好きだ。術後の1週間、ストレスではあるまいか。
そして最後に、「私の肌にはまだ早いんじゃないか」という甘え。
もしかしたら、まだしなくでも何とかなるんじゃないか・・・という浅はかな希望。しかし秋口にその希望は泡沫のように消え去ることになる。夏の紫外線の影響で、クレーターだけでなく目元の小じわとたるんだ毛穴が増えてきた。ニキビ痕だけでなく、ダーマペンは目の下の小じわや毛穴の引き締めにも効果的である。こうなればもう自分でアクションを起こさなければどうにもならない。
かくゆう様々な過程を経て、私はダーマペンに身を委ねることを決意したのである。
つづく
次回「私のダーマペン体験記〜施術編〜」
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