こんにちは。
本日は「脂肪腫」のお話です。
先日新座院でも10cmほどの肩部脂肪腫の手術をいたしました。
あまり聞き慣れない患者様も多いと思いますが、珍しい皮膚腫瘍というわけではございません。
・皮下にできる比較的柔らかい腫瘍
・40代以降の男女、肥満者が比較的多い
・やや盛り上がり有り、柔らかいしこり
・1cmから20cm
・全身にでき、徐々に大きくなる
・手術にて切除
【当院における平均通院回数】
3〜4回(術前診断・手術日・抜糸日・フォロー日)
※当日の混雑状況によっては診断日と手術日が同日となる場合があります
あまりに小さいものは患者様のご希望により経過観察とさせていただきますが、自然になくなるものではないので結果的に手術となります。
その際には長く放置され、だいぶ育ってしまう場合が多く、脂肪腫自体が大きいとやはり傷口も大きくなる可能性がございます。
大きくクリニックの範囲を超えるものと医師が判断した場合、患者様と相談の上、総合病院などの入院施設にご紹介することもあります。
小さいうちにとってしまうのも患者様のご選択のひとつかなとも思います。
では当院で行った脂肪腫の1例をご紹介いたします。
右腕にできた脂肪腫の患者様です。
冬はいいのですが、春夏の薄着の季節には患部があらわになってしまうため大変気にされていました。
術後3ヶ月です。
周りの方々にも綺麗になったね、と言われるそうです。
その言葉をお聞きし、私たちも大変嬉しく思います^^
体にあるしこりが気になる方は是非いらしてください。
しっかり診断いたします。
もしその時間が無い、手軽に知りたい、と言う方はこちらでご確認ください。
ヒアルロン酸注入の安全性に対するお問い合わせが増えておりますので、少しコメントしておきます。
ヒアルロン酸はもともとヒトの体に広く分布する物質で、アレルギー反応が起こる確率は極めて低いことがわかっております。
いただいたご質問にお答えする形で、ブログを書いていきたいと思います。
Q.ヒアルロン酸の効果が、突然切れて、しわが急速に目立つようになっるのでんはないか?
A.ヒアルロン酸は徐々に吸収されていきますので、急に効果が切れるということはありません。
Q.ヒアルロン酸の効果が切れた後、もとよりしわが深くなるのではないか?
A.そのようなことはありません。ヒアルロン酸は繊維芽細胞に作用し、その働きを活性させ、皮膚のコラーゲンの量を増やす働きがあることがわかってきております。そのため、ヒアルロン酸を注入した場合、そうでなかった場合よりご自身のコラーゲンの量はむしろ増えていることの方が多いのです。
論より証拠というわけではないですが、少し私も自分自身に注入してみました。
鼻の横の窪みに注入していますが、お分かりになりますでしょうか?(自己注入は非常に危険なので絶対に真似しないようにお願い申し上げます)。
※掲載内容・料金は更新時点での情報の場合がございます。最新の内容、料金は各院へお問合せください。