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国分寺院2017年2月の手術実績

国分寺院の2月の手術実績をご報告させて頂きます。

・粉瘤:20件

・ほくろ:13件

・脂肪腫:2件

・陥入爪(ガター法):0件

・ケロイド:0件

・皮膚腫瘍:7件

・皮膚結節:1件

・肉芽腫:0件

・脂腺腫:2件

・生検:1件

以上です

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2017年1月 国分寺美容実績

国分寺院の1月の美容実績を報告致します。

・フォトフェイシャル:96件

・Qスイッチレーザー:38件

・レーザーフェイシャル:27件

・脱毛:45件

・CO2レーザー:57件

・ケミカルピーリング:56件

・イオン導入:154件

・ヒアルロン酸:10件

・しわ取り注射:3件

・ハーグ:3件

・ダーマペン:5件

・ピアス:9件

・3Dリフト:1件

・プラセンタ注射:13件

・爪ワイヤー:1件

・物販、その他:336件

以上です

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2017年1月国分寺手術実績

国分寺院の1月の手術実績をご報告させて頂きます。

・粉瘤:8件

・ほくろ:24件

・脂肪腫:0件

・陥入爪(ガター法):0件

・ケロイド:0件

・皮膚腫瘍:5件

・皮膚結節:1件

・肉芽腫:0件

・脂腺腫:1件

・生検:0件

以上です

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エビデンスとは?

エビデンス、という言葉が医療関係者の間ではよく使われています。Wikiで調べると証拠・根拠、証言、形跡という意味と書かれています。

我々、医者にとっては、エビデンスというのは、極めて重要な意味を持ちます。
ある治療が効果があるのかないのか?、そしてそれを裏付ける根拠(=エビデンス)があるのかないのか?そしてその根拠(=エビデンス)のレベルは何なのか?ということになります。

エビデンスにもレベルがあり、最もレベルが高いものは、ダブルブラインド試験(二重盲検試験)といって、医師、患者さま、ともに自分が何の治療をしているのかわからない状態で、比較試験を行う、という試験を痛快したものです。その試験で、効果あり、とという判定がなされ、さらに追実験を行っても同様の結果が得られているものが、最もエビデンスレベルが最も高く、「患者さまに積極的に推奨すべし」という話になります。

逆に、5名の患者さまで〇〇の治療を行い、皆さんにすごい効果がありました!という論文を見ると、「すごい!」となりがちですが、そんなことはなくエビデンスレベルは極めて低く、効果があるという裏付けにはなりません。これらを症例報告レベルと呼んだりすることもあります。

マウスで素晴らしい効果がありました!とか、人の皮膚細胞で効果がありました!という論文に関しては、それ以下で、安全性、効果ともに、全く未知数、ということになります。

すなわち、エビデンスあり、と聞くと、凄そう、信頼できそう、と思ってしまうのですが、実はエビデンスにもレベルがあり、その治療のエビデンスのレベルが低く、効果があるという学術的な裏付けが全くないものも結構ありますので、注意が必要です。すごく有名な治療でも症例報告レベルのことはよくあります。特に美容医療の業界では、そのようなことが多々ありますね。

FDAや厚労省認定のものは大概、エビデンスレベルが高いです。

当院、および当研究会では、エビデンスレベルが高いもののみを扱うように意識し、変革してまいります。

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化膿性汗腺炎とは?

化膿性汗腺炎とは、あまり聞きなれない疾患かと思いますが、現在、米国などでは割と話題になっている疾患かと思います。

これまで「膿皮症」などと呼ばれていた疾患ですが、「膿皮症」という病名が曖昧すぎるため、化膿性汗腺炎という病名が出てきたものと思われます。

化膿性汗腺炎(膿皮症)というのは割とありふれた疾患で外来でも1日に数人拝見することもあります。粉瘤やケロイドと間違えられていることが多いです。皮膚が膿んで、皮下に空洞や瘻孔を作り、痛くてジュクジュクした膿瘍を作ります。

お尻や首の後ろ、脇などに発症することが多いです。

半年に一回くらいは暴れ出し、腫れて、ジュクジュクし、痛み出します。

治療に関しては、実は明確なエビデンス、ガイドラインというものはなく(!)、ある意味、オーダーメイドで治療していかなければいけません。日本ではビブラマイシンやミノマイシンの治療を行われていますが、もちろん不十分で、さらに強力な治療が必要になります。

海外では、ダラシンとリファンピシンの2剤で治療したりしますが、日本では保険は効きません。イソトレチノインや生物学的製剤も試みられていますが、同様に保険は利かず、厚労省の認可すら下りていません。

現状、日本では、現実的には手術療法しかありませんが、手術でも取り残すと再発してきますので、一筋縄ではいきません。かといって完全に取りきろうとすると、無理な手術になってしまう可能性もありますし、植皮をする場合は数週間の入院が必要となるでしょう。

瘻孔や空洞を完全にオープンにし、周囲に組織を可及的に取りきる、という姑息的な手術で高確率で再発を抑えられた、という論文もあり、そのあたりが我々、皮膚科医開業医ができる現実的なラインかな、と思います。

お困りの方は是非ご相談ください。

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※掲載内容・料金は更新時点での情報の場合がございます。最新の内容、料金は各院へお問合せください。