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粉瘤治療に関して朝日新聞に取り上げていただきました。

【メディア出演のお知らせ】
 
またまた粉瘤治療に関して朝日新聞(武蔵野版)にて取り上げていただきました!
 
粉瘤は皮膚腫瘍の中で最も多い疾患です。いわゆるコブや、おできのように見えることがあります。
放っておくと痛くなったり腫れたりすることがありますので、早めの治療をお勧めしたいと思います。

特に当院では傷を小さくする手術に特化し、様々な賞をいただいたり、メディアに取り上げられたりしております。

粉瘤でお困りの方は気軽にご相談くださいませ。
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久我山院5月手術実績

久我山院の2017年5月の手術実績を報告させて頂きます。

・粉瘤:40件

・ホクロ:9件

・脂肪腫:2件

・陥入爪:2件

・皮膚繊維種:3件

・生検・切開:1件

・その他:4件

・イボ:2件

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週刊新潮に特集されました。

5月18日週刊新潮の「注目の名医」にて花房理事長が特集されました。

「注目の名医」は教授経験者等、並外れた実績を有する医師が特集されるコーナです。

注目の名医では、皮膚腫瘍における低侵襲手術の先駆者として特集されました。

低侵襲手術とは、傷跡が小さく患者様の体の負担が少ない 手術ということになります。

これまでの皮膚外科では、皮膚腫瘍は切り込まずに完全な形を残して取りきるということにこだわり、皮膚を大きく切開して取るというのが常識でした。その結果、小さめの腫瘍を取るにしても大きな傷跡が残っておりました。

花房は、明らかに良性で大きく切開する必要のないものに関しては、傷跡が小さくなり手術にこだわり、その術式を開発、広めていきました。時には先輩医師から、邪道という非難を受けながらも、研究と実践を重ね、その術式は評判を呼び、多い時には1年に4000名以上という患者様に低侵襲手術を実施してきました。

現在、皮膚外科において、良性腫瘍に対しては低侵襲手術が常識となっています。

その実績が評価され、2015年には日本人皮膚科医として初めて、「アジアにおける次世代のリーダー100人」に選ばれるなど、数々の賞を受賞してきました。

そして現在では、通常、困難と言われる化膿性汗腺炎や毛巣洞にも新しい術式を導入しつつあります。今回は改めて、その低侵襲手術の開発、普及を行った実績が認められ、特集されることとなりました。

ご興味のある方はご参照くださいませ。

化膿性汗腺炎とは?

化膿性汗腺炎とは、あまり聞きなれない疾患かと思いますが、現在、米国などでは割と話題になっている疾患かと思います。

これまで「膿皮症」などと呼ばれていた疾患ですが、「膿皮症」という病名が曖昧すぎるため、化膿性汗腺炎という病名が出てきたものと思われます。

化膿性汗腺炎(膿皮症)というのは割とありふれた疾患で外来でも1日に数人拝見することもあります。粉瘤やケロイドと間違えられていることが多いです。皮膚が膿んで、皮下に空洞や瘻孔を作り、痛くてジュクジュクした膿瘍を作ります。

お尻や首の後ろ、脇などに発症することが多いです。

半年に一回くらいは暴れ出し、腫れて、ジュクジュクし、痛み出します。

治療に関しては、実は明確なエビデンス、ガイドラインというものはなく(!)、ある意味、オーダーメイドで治療していかなければいけません。日本ではビブラマイシンやミノマイシンの治療を行われていますが、もちろん不十分で、さらに強力な治療が必要になります。

海外では、ダラシンとリファンピシンの2剤で治療したりしますが、日本では保険は効きません。イソトレチノインや生物学的製剤も試みられていますが、同様に保険は利かず、厚労省の認可すら下りていません。

現状、日本では、現実的には手術療法しかありませんが、手術でも取り残すと再発してきますので、一筋縄ではいきません。かといって完全に取りきろうとすると、無理な手術になってしまう可能性もありますし、植皮をする場合は数週間の入院が必要となるでしょう。

瘻孔や空洞を完全にオープンにし、周囲に組織を可及的に取りきる、という姑息的な手術で高確率で再発を抑えられた、という論文もあり、そのあたりが我々、皮膚科医開業医ができる現実的なラインかな、と思います。

お困りの方は是非ご相談ください。

鼻瘤(団子鼻)の治療

鼻瘤とは

鼻瘤、酒さ3期とも言われる疾患ですが、酒さ1期、2期とは異なる特徴のある疾患です。

通常、酒さは女性に多く、頬を中心に顔が赤くなったり、ニキビのような発疹ができたり、顔がピリピリしたりするのが特徴ですが、鼻瘤(酒さ3期)だけは異なった特徴があります。
それは
・男性に多い
・鼻、鼻周りのみ症状が強い
・鼻が変形してくる
・ピリピリ感は少ない
といった点です。

それらの相違点から酒さ3期は酒さ1期、酒さ2期とはやや異なった疾患であるという考え方もあります。

治療法は比較的似ており、抗生剤の内服や、外用、レーザー治療といったものを組み合わせて行います。

ただ、鼻瘤(酒さ3期)がその他の酒さと決定的に異なるのは、鼻が変形してしまった場合、外科的治療なしには、治らない、という点が挙げられます。

すなわち、鼻の変形をメス、電気メス、炭酸ガスレーザーなどで切り取ってしまう必要があります。

そのようなことをして、鼻に大きな瘢痕、傷跡ができるのではないかと心配になる方もおられると思うのですが、実はそのリスクは意外に低く、二週間程度で傷が塞がり、通常、想像されるよりも傷が綺麗に治るのが特徴です。
鼻瘤(酒さ3期)の患者様は、鼻に皮脂腺が通常よりもはるかに発達しており、それにより傷の治りが良くなっているためです。

鼻が変形して、困っている、という方は試してみる価値のある治療と考えています。

鼻瘤手術:1回348000円となります(半年間、レーザー治療を何度行なっても追加料金はかかりません)。
お困りの方はお気軽にご相談くださいませ。

鼻瘤治療前後写真

ほぼ元の鼻に戻っているのがお分かりいただけるかと思います。

副作用

瘢痕形成、一時的な痛み、出血、色素沈着

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