久我山院の9月の美容実績を報告致します。
・フォトフェイシャル:58件
・イオン導入:41件
・アルジネート:13件
・ピーリング:18件
・脱毛:20件
・ダーマペン:4件
・プラセンタ注射:13件
・しわ取り注射:4件
・Qスイッチ:12件
・ヒアルロン酸:9件
・CO2:20件
・サブシジョン:1件
・HARG:3件
・レイザーフェイシャル:8件
ムダ毛はあっても通常は健康上は問題ないのですが、時々、病気の原因になることがあります。
一つは毛巣洞と呼ばれるもので、毛が皮膚の中に入り込み、そこで成長し、炎症を起こす疾患です。
お尻の割れ目や脇など、毛が擦れたり、圧迫されやすいところにできやすく、粉瘤やせつなどと間違えられやすい疾患です。
ムダ毛が皮膚の中に入り込んでしまうと、異常なほど長くなり10cmほどになることもあります。そのムダ毛の周りに炎症を繰り返し、そこに瘻孔と呼ばれるトンネル状の通り位置ができてしまいます。
さらにそこに炎症が起こり膿がたまると、膿を排出しようと、トンネル状の道が増え、しまいにはアリの巣状に複雑な構造となります。
数週間から数カ月に一回、毛巣洞のある部位が腫れ、痛くなってしまいます。
10年ほど放置すると癌化することもあるので注意が必要です。当院でも2例ほど癌化した症例を経験しております。
治療は基本的に手術しかなくトンネル状、アリの巣状の構造物を全て取りきる必要があります。どの程度病変が広がっているかを術前に知ることが難しいため、手術の難易度は比較的高い方で、全国平均だと再発率は50%ほどと言われています。
手術も普通の皮膚科クリニックだとほとんど断られてしまうことと思います(当院ではもちろん毛巣洞手術をお受けしており、再発率も全国平均よりはるかに低いです)。
これはお尻の割れ目や脇のムダ毛が原因なので、治療後は再発予防のためレーザー脱毛をオススメしています。
三鷹院の9月の手術実績を報告させて頂きます。
・粉瘤 : 78件
・ホクロ : 29件
・石灰化上皮腫:1件
・脂肪腫 : 6件
・ケロイド : 3件
・ガター法:1件
・フェノール法:2件
・皮膚線維腫 : 11件
・血管腫 : 2件
・日光角化症:11件
・イボ : 2件
・脂腺増殖症:1件
・膿皮症:1件
・多発性視線嚢腫:2件
・その他(皮膚潰瘍、乳児血管腫後瘢痕)各1件
皮膚でお悩みの事があれば、お気軽に三鷹はなふさ皮膚科まで
お越しください。
0422−72−8650
レーザー脱毛は現在、非常にポピュラーなものですが、どうして永久脱毛が出来るのか?となると「よく分からない」という方も多いのではないでしょうか?
レーザー脱毛(光脱毛も同じです)は、比較的黒いものに反応しやすいレーザーを皮膚に照射することで、まずムダ毛で吸収され、熱に変換されます。
その熱が、周囲の毛根を熱破壊することで、永久脱毛に至ります。
そのため、毛と毛根が接触している必要があり、成長期と呼ばれる時期のみレーザー脱毛の効果がみらえます。
その他の、休止期、退行期には、毛と毛根が接触していないためレーザー脱毛は効果がありません。
何度かレーザー脱毛の施術を繰り返さなければいけない理由はこのあたりにあります。
また黒に反応しやすいレーザーを照射し、熱を発生させることが大事ですので、白髪には効きません(現状、レーザー脱毛で白髪に有効なものはありません)
また黒いものに反応しやすいレーザーを照射しますので、毛以外にも皮膚のメラニンにも反応します。
皮膚でレーザーが反応しすぎると火傷の原因になります。
日焼けしている肌ではメラニンが増えていますので、火傷をしやすくなりレーザー脱毛が難しくなります。
最後に、レーザー脱毛の効果を得難い条件として、毛が細い(熱が十分に発生しない)、毛が真っ直ぐ生えている(同様にレーザーが反応しづらく、熱が十分に発生しない)、毛の色が薄い金髪(黒の要素が少ないためレーザーで熱が反応しづらい)、ということになります。
硬毛化現象ということ言葉を聞いたことがありますでしょうか?
レーザー脱毛、光脱毛などを行う際に非常に問題となる現象で、施術を行うと、かえって太くなる現象のことです。
ムダ毛の本数自体は減るのですが、残った毛がこれまでより太くなることが多いです。
これは毛根を十分に破壊できなかった場合に起こりうる現象と言われており、十分に破壊されなかった毛根が、生物学的活性化により活性化され、かえって元気になるためと言われています。
レーザー光線などの電磁波により、細胞が刺激されると細胞が活性化することはよく知られており、様々な美容治療に応用されていますが、それが悪い方に作用したのが「硬毛化現象」です。
すなわち、レーザーや光で完全に毛根を破壊できれば、永久脱毛となりますが、破壊できなければ毛根の細胞が活性化し、硬毛化する、というわけです。
硬毛化しやすい部位というのはよく知られており
・二の腕
・背中
・お尻
・肩
などが挙げられます。
いずれも細い毛がたくさん見られる場所で、なかなか毛根に十分なエネルギーを与えることができない位置です。
そもそもレーザー脱毛や光脱毛というのは、直接、毛根を破壊するのではなく、毛で反応し熱を発生させ、その余熱で毛根を破壊させているのです。
そのため、毛が細いということは、その分、十分に毛根に熱量を届けに来い、というこうとになり、十分毛根を破壊できない、ということにつながります。
硬毛化しさせやすい波長というのもわかっており
アレックスレーザー>ダイレーザー>ヤグレーザー
の順とされています。
アレックスレーザーは非常に使いやすく、脱毛の第一選択肢となるレーザーですが、意外な弱点があるのです。
多くのクリニックはアレックスレーザーによる脱毛器しかありませんので、当院のように2種類以上の波長を揃えているクリニックで治療すると安心ですね。
レーザー脱毛について詳しく知りたい方はこちらをご参照くださいませ。
※掲載内容・料金は更新時点での情報の場合がございます。最新の内容、料金は各院へお問合せください。