美容医療におけるヒアルロン酸注射自体は古くから使われているものですが、近年、たるみ治療に用いられることが分かって以来、再度、非常に注目が集まり、先進国ではたるみ治療の第一選択肢となっていると言っても過言ではありません。
しかし、注入しすぎには注意が必要です。
現在、日本では、米国の5年ほど前と同様に、頬骨上に異常なほど注入する治療法が跋扈しています。ネットで調べていただければすぐにわかりますが、米国の映画のスターたちが頬にヒアルロン酸注射をやりすぎで、話題になったことは記憶に新しいかと思います。
それらの反省も踏まえ、最近は、頬をパンパンにしない、ヒアルロン酸注入のテクニックの開発が進んでいます。
一例をお見せしたいと思います。
術前は、目の下のくぼみ、たるみが目立ち、さらに顔全体もたるみ、すごく疲れた印象です。
目の下のたるみなど通常は手術しないと無理、という話になるかと思います。顔全体のたるみに関しても、ヒアルロン酸などのフィラーを頬骨上に入れてパンパンにさせれる症例です。その場合、確かにたるみは良くなりますが、綺麗になることはないでしょう。「ヒアルロン酸注射を入れたな」という違和感出るだけです。
当院では頬骨上になるべく入れない最新の注入法で’自然な’、’かわいらしくなる’注入法を行っています。目の下くぼみ、たるみさらには顔全体のたるみも良くなっていることがお分かり頂けると思います。
しわ取り注射治療で、特に有名なのが眉間の縦シワや、目尻の笑い皺です。
これらの治療は厚労省の認可も降りており、安全に高い効果が得られるのでお勧めの位置です。
それ以外にも私が、特にお勧めしたいのが、咬筋とオトガイ筋です。
咬筋はいわゆる「エラ」とも呼ばれています。咬筋肥大症といって、咬筋が必要以上に発達している人がいるのですが、これは普通に思っているよりも多く、あまりに多すぎて意識に上らないこともあるくらいです。
海外のドクターとセッションをしている時に、モデルがアジア人の場合は、「何はともあれ咬筋を治療したほうがいいね」となることが非常に多いのです。
これは咬筋にしわ取り注射を注射するだけの簡単な治療なのですが、2週間くらいでエラが小さくなり、顔がすっきりして痩せて見えるだけでなく、顔の下のほうが細くなりますので、美容医学的にも優れた結果になるわけです。それだけでなく歯ぎしりが減ったり、肩こりが減ったりすることもありますので、特にお勧めの治療です。よほど未熟な医師が治療しない限り、副作用はありません。
もう一つは、おとがい部のしわ取り注射です。おとがい部は顎の先の部分で、いわゆる梅干しジワができるところです。ここは無意識のうちにシワができていて、本人が気付いていない、という場合もあります。オトガイ筋の過緊張によるものですが、これが過緊張していると、顎の形が綺麗に見えず、顎へのヒアルロン酸の注入も困難になります。
おとがい部のしわ取り注射は咬筋のしわ取り注射と同様に、非常に簡単で副作用はほとんどありません。オトガイ筋の過緊張を取ると、連動するように口周りの筋肉痛過緊張が取れ、表情、笑顔が全体的に良くなることも多いです。
こんにちは、三鷹はなふさ皮膚科です。
4月もそろそろ終わり、もう立夏ですね‼️
日差しが強くなり、紫外線対策が必要不可欠となります。
当院のオススメは飲む日焼け止めヘリオケアです。
ヘリオケアは、身体の中から紫外線をカットする飲む日焼け止めです。
日焼け防止効果はもちろんのこ、皮膚を保護しお肌の免疫機能をサポートする
働きもあります。
紫外線を浴びたことによるシミやシワの原因には、繊維芽細胞の損傷、MMP
(マトリックス分解酵素)増加によるコラーゲン減少が挙げられます。
ヘリオケアは、繊維芽細胞のダメージ軽減、MMPの抑制により、肌のコラーゲン
を保護し、シミやシワを軽減させます。
主成分は中央アメリカに生息するシダ植物から抽出されており、その他の成分も含め
、化学製品は一切使用しておりません。
安心して服用頂けます。
🔴 体の内側から紫外線対策したい方。
🔴 紫外線によるシミやシワを防止したい方。
🔴 日焼けによる皮膚のダメージをケアしたい方。
使用方法
🔖日光を浴びる30分前に1カプセル服用して下さい。
🔖長時間日光を浴びる場合は、4時間後に1カプセルを追加で服用して下さい。
🔖サプリメントとして摂取する場合は、毎朝1カプセルを服用して下さい。
料金…1箱30カプセル 5,400円 (消費税込み)
ご興味のある方、ご購入ご希望の方は三鷹はなふさ皮膚科まで
お問い合わせ下さいませ(^_^)
乳児ボツリヌス症により死亡者が出るという非常に悲しい事件が起きてしまいました。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG07HFV_X00C17A4CC1000/
患者様のご冥福をお祈りすると共に、ご家族に平穏が訪れますよう心からお祈りしております。
乳児ボツリヌス症は、ボツリヌス菌の芽胞(卵)が乳児の大腸内で発芽・増殖し、産生された毒素により中毒を発症します。蜂蜜などにボツリヌス菌の芽胞があり、その芽胞は120℃、30分加熱しないと死滅しません。通常の料理で、それほど加熱することは考えにくく、芽胞を死滅させることは困難ということになります。
大人であれば、ボツリヌス菌は大腸の正常細菌叢に邪魔され増殖できないのですが、乳児は大腸の腸内細菌叢が未熟なためボツリヌス菌の発芽・増殖を許してしまう可能性があるのです。
乳児ボツリヌス症は、摂取したボツリヌス菌が腸管内で発芽・繁殖し、その菌により産生された毒素により発症する潜伏期間が3~30日と長いのが特徴です。
症状としては
・便秘
・母乳やミルクを飲む力が弱くなる
・無表情になる
・泣き声が弱くなる
・首のすわりが弱くなる
といった筋力低下による症状が挙げられます。
乳児ボツリヌス症は生後3週~6ヶ月の乳児に起こりうるとされています。
これらのことから、1歳未満のお子さんに蜂蜜を与えることが禁止されているのです。
1歳未満のお子様には、蜂蜜を与えないこと、を徹底すると共に、もし食べてしまった場合は1ヶ月ほど、慎重に経過観察することが大事です。
我々、美容医療でも用いられているボツリヌス菌毒素製剤(=しわ取り注射)ですが、これらは菌そのものを使うのではなく、抽出した毒素を微量用いるだけですので、ボツリヌス症になることはありません。
入れ墨を入れてしまって後悔している方は多いとされています.
若いときに入れ墨を入れてしまったけど、温泉に入りにくい、就職のときに不利になる、プールに行きづらい、などと不利益を被る事も少なくありません。
子供が出来たのを機に消したい、という方も多いようです.
レーザー治療が発達したとはいえ、これまでの技術では刺青を消すのは容易でありません。
これまでのレーザーだと、痛い思いをして10回以上治療しても、余り消えなかったり、瘢痕(傷跡)が残ったりと、非常に辛い治療でした。
ゴールまでたどり着ける方はそれほど多くなかったのが現状です.
しかし、ピコレーザー(1兆分の1秒の単位でレーザーを照射するマシン)の登場で、刺青除去の状況が一転しました。
ピコレーザーを用いるとこれまでのレーザーを10回程度打ち込んだ効果を3回程度で実現できるだけでなく、瘢痕(傷跡)形成のリスクも大幅に少ない事が分かっています.
もちろん、カラフルな刺青にも対応しています。
これまでのレーザーでは、レーザーのエネルギーを熱に変換し、色素を破壊するしかなかったのですが、最新のピコレーザーでは、衝撃波で色素を破壊するため、効果が高いのだと考えられています.
もちろん衝撃波は色素の粒子内で発生するだけなので、肌にダメージを与えるものではありません。痛みも従来のレーザーと比べると少ないくらいです.
新座院では、埼玉県で2番目にピコレーザーを導入しています.世界最大のレーザーメーカーであるサイノシュア社のピコシュアは埼玉県で初めての導入となりました。
現在、長径1cmあたり12000円で治療させていただいております.
是非一度お試しくださいませ。
※掲載内容・料金は更新時点での情報の場合がございます。最新の内容、料金は各院へお問合せください。