水イボの治療について少し述べたいと思います。
水イボの治療について一般的なことを知りたい方は当院ホームページの水イボについてhttps://mitakahifu.com/molluscum/
をご参照下さい。
当院では小さなお子様には、水イボをいきなりピンセットで摘除することはありません。鋭い痛みが伴うからです。当院では硝酸銀を塗布する、もしくは表面麻酔のテープを貼付してから水イボを摘除する方法をとっています。
これは、小さなお子様に必要以上の苦痛を与えないためという意味もありますが、それ以上にお子様に病院が嫌いになってほしくないためでもあります。
病院が嫌いになれば、早期に治療が必要な疾患の治療が遅れることになりかねません。アトピー性皮膚炎などは早期に皮膚科医が介入し治療を開始しなければならないことを以前のブログでご紹介しました。現在でも、病院に来なかったり、民間療法で治療される方が後を絶ちません。日本では成人になっても治りきらないアトピー性皮膚炎の方が諸外国に比べて多いとされていますが、その一因に病院できちんと治療しないことにあるのではないか、との説があります。
なぜきちんと病院で治療しないかというと、潜在的な病院嫌いがあるのかもしれません。
そうならないように、水イボの治療の治療などでは無痛治療を心がけています。少なくとも「大して痛くないよ。」といってすごく痛いことをする、といったことはありません。小さなお子様を潜在的な医療不信にしないためです。
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