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光老化について

 まだ紫外線が比較的強い日が続いていますので、少し光老化について述べたいと思います。
 紫外線による直接的、間接的影響のため、皮膚の細胞のDNA、もしくはコラーゲンが損傷することによって発症する経年的変化のことです。
 しみや脂漏性角化症などが有名ですが、小じわ、大きなしわも光老化の結果であることが多いです。
 普段、日光に当たらない鼠径部などの皮膚と、良く日光を浴びる顔面や手背の皮膚を比較していただければ、光老化の影響がイメージしやすいかと思います。(鼠径部などは常に湿度が保たれるところなので、保湿により皮膚が若々しく保たれているという理由もあります。)
 日差しの強い時間帯に外出される場合は、日焼け止めクリームをお勧めしたいと思います。

シミについて詳しく知りたい方はこちらをご参照ください。

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肝斑と日光性黒子の合併例

 本日はシミについて少し述べたいと思います。
 シミについて詳しく知りたい方はhttps://mitakahifu.com/liverspot/をご参照ください。
さて、30歳以降の女性では、肝斑と日光性黒子が同時に見られることがよくあります。
それぞれ別の部位にあれば、肝斑は内服治療やハイドロキノンの外用療法、日光性黒子はレーザー治療と分けて治療すれば問題ないのです。ただ、それらが、重なっている場合もしくは隣接する場合は注意が必要となります。不用意にレーザーを打ち込んでしまうと、肝斑が増悪し、もとよりシミが濃くなってしまうからです。
 では、その場合、レーザー治療をあきらめなければいけないかというと決してそんなことはありません。まずは、肝斑に対してトラネキサム酸の内服やハイドロキノンの塗布を数か月行い、肝斑が落ち着いてきたところで、慎重にレーザー治療を行うと、肝斑の増悪がみられず、日光性黒子を除去することが可能です。
 ただしあくまで慎重に行うのが条件で、まずはテスト照射を行ってからのほうがいいと考えています。

シミについて詳しく知りたい方はこちらをご参照ください。

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皮膚そう痒症について

 皮膚そう痒症とは、皮膚のかゆみのみで、発疹が見れれない症候群のことです。
 二次的に掻いた跡や色素沈着がみられることがあります。
 比較的外来で良く見かける症候群で、原因としては
・乾燥肌(老人性乾皮症など)
・入浴時の擦り過ぎ
 が圧倒的に多いです。
 その場合は、生活習慣を少し変えていただき、ステロイドや保湿剤を塗布することで通常は軽快します。
 それでかゆみが軽快しない場合は、内臓疾患が隠れいていないか検査する必要があります。治療抵抗性皮膚そう痒症の患者様のうち、3割に内科的疾患が見つかるとされています。
 皮膚そう痒症をきたす内科疾患とは
腎疾患(慢性腎不全など)
肝胆道系疾患(肝不全など)
内分泌代謝疾患(甲状腺異常、糖尿病など)
血液疾患
悪性腫瘍(悪性リンパ腫、内臓悪性腫瘍)
などがあげられます。
 もし治療抵抗性皮膚そう痒症の患者様がいらしたら、一度スクリーニング検査を受けることをお勧めしたいと思います。
 ただ、それは治療抵抗性(治療しても良くならない)皮膚そう痒症の患者様の話であり、皮膚そう痒症のほとんどの場合は、乾燥肌に伴うものなので、はじめからあまり心配する必要はないと考えています。

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東京ドームホテルにて

 本日は東京ドームホテルにて、美容皮膚科の研究会に行ってまいりました。
 スペインから世界的に有名な美容皮膚科の先生が来られ、実際にしわ取り注射の打ち方などを解説されておりました。ヒアルロン酸の注入などについてもレクチャーされ、非常に勉強になりました。
 テクニックもさることながらや、笑顔が自然になるようにとのこだわりや、どのようにすれば女らしさ、男らしさを強調できるのかまで計算に入れた手技は素晴らしく、さすがに世界にはすごい先生がいるなと感じました。
 手技は詳細にメモをして持って帰ってきましたが、理想とする顔は国民によって微妙に異なりますので、少しそのあたりは修正して取りこむようにしようと思います。

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ω3系脂肪酸(EPAやDHA)の抗炎症作用

 本日は東京大学の有田誠先生の論文「ω3系脂肪酸の代謝と抗炎症作用」を見ていきたいと思います。
 ω3系脂肪酸は魚に多く含まれる脂肪酸で、EPAやDHAなどが含まれます。
 以前よりω3系脂肪酸は体にいいことがわかっていましたが、その機序についてははっきりしたことが分かっていませんでした。この論文では、ω3系脂肪酸は、体内で代謝されれレゾルビンやプロテクチンに代謝され、それらの物質が積極的に抗炎症作用を発揮するのではないかと書かれています。
 ウサギやマウスの動物実験では、歯周病、腹膜炎、喘息、網膜症、腸炎、エアポーチ(エアポーチをマウスに埋め込んだのでしょうか?詳細は分かりません。)網膜症、脳梗塞などの疾患に対して抗炎症作用を発揮したとのデータが乗せられています。
 以下、私の想像です。
 喘息とアトピー性皮膚炎は非常に近い疾患であり、アトピー性皮膚炎でも一定の効果を示した可能性はあります。
 プロテクチンによりT細胞のTNFα分泌抑制がみられたとあり、乾癬の治療に応用できる可能性があります。
 そのほか、慢性膿皮症などの治療にも応用できるかもしれません。
 残念ながら皮膚疾患での実験データがないので、全くの想像にすぎませんが、ω3系脂肪酸を多く含む新鮮な青魚は、炎症性皮膚疾患に良いというデータが出てくるかもしれません。
 

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