HOME > ブログ > しみ > 肝斑と日光性黒子の合併例
pagetop

肝斑と日光性黒子の合併例

 本日はシミについて少し述べたいと思います。
 シミについて詳しく知りたい方はhttps://mitakahifu.com/liverspot/をご参照ください。
さて、30歳以降の女性では、肝斑と日光性黒子が同時に見られることがよくあります。
それぞれ別の部位にあれば、肝斑は内服治療やハイドロキノンの外用療法、日光性黒子はレーザー治療と分けて治療すれば問題ないのです。ただ、それらが、重なっている場合もしくは隣接する場合は注意が必要となります。不用意にレーザーを打ち込んでしまうと、肝斑が増悪し、もとよりシミが濃くなってしまうからです。
 では、その場合、レーザー治療をあきらめなければいけないかというと決してそんなことはありません。まずは、肝斑に対してトラネキサム酸の内服やハイドロキノンの塗布を数か月行い、肝斑が落ち着いてきたところで、慎重にレーザー治療を行うと、肝斑の増悪がみられず、日光性黒子を除去することが可能です。
 ただしあくまで慎重に行うのが条件で、まずはテスト照射を行ってからのほうがいいと考えています。

シミについて詳しく知りたい方はこちらをご参照ください。

理事長ブログ | しみ | comments(2) | trackbaks(0)
病気から選ぶ
  • おおしま皮膚科
  • 小島内科クリニック

※掲載内容・料金は更新時点での情報の場合がございます。最新の内容、料金は各院へお問合せください。