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病院に行っても湿疹やアトピー性皮膚炎が治らない場合

病院に行っても湿疹やアトピー性皮膚炎が良くならない場合は、「薬があっていないかな」と考える方が多いのですが、以下の3つの問題点に注意すると意外に問題なく湿疹やアトピー性皮膚炎が治ってしまうことが多いです。

一つは、外用薬を付ける量が少なすぎるという問題です。人差し指の第一関節分の量を出して、手のひら2つ分の面積に薬をつけることが大切です(ティッシュが一枚張り付くような感じになります)。使う量が少なすぎる場合が多々あります。

もう一つは薬をつける期間が短すぎるという問題です。湿疹に薬をつけた場合、痒みがなくなれば薬をつけるのを辞めてしまう方が多いのですが、その場合、すぐに湿疹が再燃してしまいますので注意が必要です。痒みが治まり、触った感じがツルツル、すべすべになるまで外用薬の使用を続ける必要があります。

最後に、外用薬を皮膚に擦り込んでしまうという問題です。擦り込んだ方が良く効くような印象があるのでついそうしたくなるのですが、かえって摩擦により皮膚が痛んでしまい逆効果になりますので、優しく皮膚にのせるような感じで外用薬を付けていただきたいと思います。

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