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粉瘤治療の実際

先日、腰の3cmほどの粉瘤の患者様が来られました。
通常、メスを使った手術方法が選択される場合が多いかと思いますが、粉瘤と周囲の組織との癒着は少なく、傷をなるべく目立たないようにしてほしいとのことでしたので、臍抜き法で治療を行いました。
臍抜き法は問題なく行われ、手術時間は3分程度でした。
術前、術後の症例写真です。術後において傷のあるところも真皮はきちんと保たれていることが分かります。そのため縫合する必要すらあまりないということになります。

 
手術前

手術後

臍抜き法は顔面のみに適応するべき、というご意見もありますが、体や手足においても癒着が少なければ問題なく施行することが出来ます。臍抜き法で治療を行った方が、短時間ですみますし、傷も小さくてすみます。

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