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しわ取り注射治療の豆知識

 しわ取り注射による治療に興味をお持ちの方も多いかと思いますが、「しわ取り注射治療は効果が持続しないから、、、」と治療をあきらめてしまう方も多いようです。確かにしわ取り注射治療の効果は4~6カ月しか持続せず、それがしわ取り注射治療のいいところでもあるのですが、例外的に効果が長期間持続する部位があります。
 それが目じりのしわ(いわゆるカラスの足跡)のしわ取り注射治療です。目じりのしわの治療の場合は、しわ取り注射を眼輪筋という筋肉に利かせ麻痺させるのですが、眼輪筋は非常に薄く、回復が遅いからだと考えられております。
 もし長期間しわ取り注射を利かせていたいという方は、目じりのしわから治療を行うといいかもしれません。
 

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顔がかゆい、肌が荒れる、という患者さんが急増しております。

 ここ一週間ほど、顔のかゆみ(とくに目の周り、口回り)と、肌荒れを主訴にご来院される患者様が急増しております。
「季節の変わり目だから」ということで納得されている方も多いかと思いますが、ここではもう少し掘り下げて考えておきたいと思います。

 ここ一週間ほどの肌荒れの原因としましては
①花粉症による影響
②気温の上昇に伴い汗が増えたことによる影響
③紫外線が増えたことによる影響
などが考えられるかと思います。
 
 特に①の花粉症による影響の場合が最も多い様に思います。皮膚に花粉が付くことで発症する花粉症皮膚炎については何度もブログで紹介させていただきました。これまで花粉症になったことがないという方でも花粉症皮膚炎を発症されていることがありますので注意が必要かと存じます。結膜炎や鼻炎の症状がないのに、血液検査をしてみると、確かにスギ花粉に対するアレルギーを持っていることが分かることも多いです。
 
 ②の汗による影響や、③の紫外線による影響も、3月上旬ですと軽微かと思いますが、冬の長い乾燥のため、皮膚のバリア機能が低下し、わずかな変化に皮膚が対応できないという可能性もありますので注意が必要かと思います。この時期の肌荒れの患者様は女性に圧倒的に多いのですが、女性の場合は化粧や化粧落としの影響もあり、さらに皮膚のバリア機能が低下が進んでいることが多いため、と考えております。
 
 治療法は、いずれも場合も、少しのステロイド外用薬、適度な保湿、適切なスキンケアという皮膚科の基本的なものとなります。

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