HOME > ブログ > 未分類 > 陥入爪の治療その3 フェノール法
pagetop

陥入爪の治療その3 フェノール法

つづいてはフェノール手術のご紹介となります。

テーピング法、コットンパッキング法、ガター法を行っても1年、改善が見られない、または繰り返すと言う方はフェノール法をご案内する場合がございます。

【フェノール法】

爪の一部にフェノールと言う薬品を塗布し、食い込んでいる爪を切り取る手術です。

患部を氷でクーリングしながら局所麻酔を打ち、15分〜20分ほど待ちます。ですので患者様自身は手術中お痛みを感じませんのでご安心くださいませ。

 

手術後です。

49ef72b19c9b2addea8db508ca9b00b71-300x300

爪の側面がまっすぐになっているのがお分かりかと思います。

 

2週間後

img_7917-300x300

傷が塞がりました。

以後、爪が皮膚に食い込むことはほぼありません。

あまりに痛みで苦しい方はフェノール法を選ばれるとよいかと思います。

 

こちらの手術ですが、新座院以外の3院で承っております。

新座院でご相談された場合は、都内の分院のどちらかにご案内いたしております。あらかじめご了承くださいませ。

理事長ブログ | 未分類 巻き爪 | comments(0) | trackbaks(0)

陥入爪の治療その2 ガター法

陥入爪の治療の続きです。

 

【ガター法】

爪が皮膚とぶつからないようにするために爪にチューブをかぶせる治療です。

チューブを爪の端にかぶせた後に医療接着剤で固定するのが普通です。しかしながら、すぐにチューブが取れてしまうという従来からの問題点がありました。その度に患者様はご来院され、結果的に面倒になって治療を放置してしまう、という悪循環がありました。

そこで、当院ではチューブを縫合糸で固定するという工夫を行っています。

画像をご覧下さい。

img_0089-300x300

爪の端に黒い糸が縫い付けられているのが見えますでしょうか。

ちょっとした工夫で患者様のご負担を軽減することが可能になりました。

このようにする事で長期間チューブが外れにくくなり完治率が向上します。自然にとれるのを待ち、外れたあとも痛みがあれば再度ガター法・もしくはテーピング法を行い、徐々に爪を伸ばしていただくという経過になります。

これといった副作用もない良い治療であると考えております。

理事長ブログ | 未分類 巻き爪 | comments(0) | trackbaks(0)

陥入爪の治療その1 ガーゼ&パッキング法

陥入爪の治療としては選択肢は様々です。

陥入爪(感染がある場合)

保険治療としては・・・
痛み止めの内服、抗生物質の内服、痛み止め、抗炎症剤の内服抗菌作用のある薬の外用で処置し、炎症が落ち着いてから次のステップに進む場合がございます。

痛みが酷い場合は、テーピング法で固定しますが、皮膚に感染が起きている場合はテープが逆に刺激となる場合がございますので様子をみることもあります。

【ガーゼ&パッキング法】
爪が皮膚に食い込んでいる部分にガーゼを詰めます。さらに固定のため医療用接着剤を使用し、クッションのような役目を作ることで、爪と皮膚がぶつからなくなり、痛みが軽減します。

その間に爪が適当な長さまで伸びるのを待ちます。(注:切らないでください!

矯正が必要のない場合に最適な治療と思われます。

 

 

理事長ブログ | 未分類 診療 巻き爪 | comments(0) | trackbaks(0)

巻き爪と陥入爪は違う?

こんにちは!はなふさ皮膚科です。

突然ですが。

巻き爪と陥入爪(かんにゅうそう)の違い、分かりますか?

お恥ずかしながら、わたくしオオシマはすぐには答えることができませんでした。

 

「え?同じじゃないの???」

 

医療従事者だからこそ分からなくなることってあると思います。まさに今回のお題がそうでした。

 

【巻き爪】

文字通り爪が過度に湾曲した状態のこと。痛みが伴う場合もそうでない場合が有ります。

 

【陥入爪】

爪甲側縁先端がその周囲組織を損傷する状態のこと。

ご自身の爪にぶつかって周囲の組織が傷ついてしまった状態と言えます。

部活でサッカーや剣道をされている男子中高生や、おしゃれなヒール靴を愛用されている方、サイズの合わない靴をはいている方に見られます。
巻き爪があると、陥入爪になりやすくなりますが、必ずしもイコールではありません。
巻き爪がない陥入爪もときどき見受けられます。(お子さんの場合は特にそうです)
陥入爪だけであれば、抗生物質の内服と、外用による処置のみで1~2週間ほどで軽快します。
陥入爪と巻き爪が合併している、つまり巻き爪によって陥入爪が発症している場合は、やや治療が困難になる場合があります。

手術やワイヤー法が必要となるケースもあります。

 

予防としましては、外部刺激を避ける、ヒールを毎日使用しない、安価すぎる靴をはかない・・・等あげることができますが、日常生活を営む上で、避けては通れないこともあるかと思います。

お子さんの部活なんて、制限したら可哀想ですもんね^^;

ちゃんとゆっくり上手くつきあっていく方法をお知らせいたします。

その話はまた次回!

 

 

 

理事長ブログ | 診療 巻き爪 | comments(0) | trackbaks(0)

ほくろ除去!切除縫合の場合

こんにちは、はなふさ皮膚科です。
昨日からほくろの治療についてお話参りました。
本日は「切除縫合の場合」をお話いたします。

当院は年間ほくろ手術件数866件となりました。月に70件以上はオペしておりますのでご安心ください。

前回はレーザーを用いた治療法ですが、今回はメスや手術用ハサミで切除した後、糸で縫合する治療法です。

保険対象となりますのでご費用をご案内します(おおまかな計算です)

【患者様3割負担の場合】
露出部(顔、首、肘から指先まで、膝から足先まで)の場合、切除したほくろの直径の合計が
2cm未満     ¥4980程度
2cm~4cm未満 ¥11010程度
4cm以上               ¥13080程度

非露出部の場合(露出部以外)切除したほくろの直径の合計が
3cm未満               ¥3840程度
3cm~6cm未満   ¥9690程度
6cm以上                 ¥12480程度

※上記とは別途初診料or再診料、採血料、処方箋料、病理検査料などございますので大体のご予算としてご検討ください。

 

◎当院ではほくろ除去の際巾着縫合を行っておりますのでご紹介いたします

通常通りの切除を行いますと、傷の修復に時間がかかったり、傷跡が大きく残る場合がございます。

まず局所麻酔を行います。痛みに対しあまり強くない方は、予めおっしゃてください。

チクっとした痛みを感じた後、感覚が鈍くなります。(痛みは感じませんが、触られている感覚は残ります)


 
治療直後
 
治療12日後

通常よりも傷跡が小さく目立ちにくいところが最大の利点かと思います。
縫合後1週間〜10日以内に抜糸に来て頂きます。とったものは病理検査に提出し、約1ヶ月後に結果が届きますのでその時再度ご来院いただきお話させていただく流れとなっております。
比較的小さなものですとご来院の日に手術することが可能ですが、混雑時や医師が1人の場合は後日ご予約をとらせていただいております。しっかり拝見いたしますのでご安心ください。

どの院でも承っておりますのでご連絡ください。

三鷹院   0422-72-8650
新座院  048-483-8723

国分寺院 042-320-7722
久我山院 03-5336-0770

 

理事長ブログ | 未分類 ほくろ | comments(0) | trackbaks(0)
病気から選ぶ
  • おおしま皮膚科
  • 小島内科クリニック

※掲載内容・料金は更新時点での情報の場合がございます。最新の内容、料金は各院へお問合せください。