当院の美容治療の中で最も多いのがしみ治療で、おそらく、美容皮膚科の治療の中で最もニーズが多いのがしみ治療であろうと思うのですが、いろいろ治療があり、どれをやれば良いか分からない、という方も多いですので、簡単にまとめておきました。
◎というのは一般的に良く行われる治療
○はまあ悪くないであろうという治療
△は試しても良い、という治療
印がないのは余りやらない散ろう
×は基本的には禁忌かかえって悪化する可能性が高いというものであります.
PIHというのは炎症後色素沈着の略で、ニキビの跡の黒ずみ、湿疹の後の黒ずみがこれにあたります。
シミの種類 | Qスイッチレーザー | フォト治療 | レーザートーニング | 炭酸ガスレーザー | ピーリング | イオン導入 | トレチノイン・ハイドロキノン | ルミキシル | トラネキサム酸・シナール内服 |
老人性色素斑 | ◎ | ◎ | △ | △ | △ | ○ | ○ | △ | |
脂漏性角化症 | ○ | ◎ | |||||||
肝斑 | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
雀卵斑 | ◎ | ◎ | ○ | △ | △ | ||||
ADM
太田母斑 |
◎ | ||||||||
PIH | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
いろいろご意見はあると思うのですが、上のような考え方が一般的ではないかと思います.
毎回同じような事を言っていますが、一人の患者様にいろいろなシミが混ざっているのが一般的で、どの治療から行うか、というのが問題となります.
よくある、肝斑+老人性色素斑の場合は、肝斑の治療を優先し、ある程度よくなったところで老人性色素斑の治療に進むのが一般的です.
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