前回のブログでこれまでの粉瘤治療の問題点について書かせていただきました。
今回は新しい粉瘤治療についての書きたいと思います.
新しい粉瘤治療は小さな穴から粉瘤を抜き取る方法、いわゆる臍(ほぞ)抜き法もしくはくりぬき方と呼ばれている方法です.
この方法では傷が非常小さくなるのですが、技術的にやや熟練が必要で、さらに取り残し、再発の可能性が高くなるとされ、あまり普及してこなかったという歴史がありました。
しかし、傷を小さく治したいという患者様からの要望が強く、徐々に臍抜き法が普及し、現在は臍抜き法の方が標準的となりつつあります.
当院では粉瘤治療年間2332件のうち、大部分を臍抜き法にて治療を行っています。
再発率も通常の方法より劣るものではありません。
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