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肝斑の治療のまとめ

 肝斑はシミの代表で、お悩みの方も多いと思いますが、レーザー治療を行えないために、さまざまな治療法が開発されてきましたが、どの治療を行っていいかわからない、というと方も多いのではないかと思いますので、少しお答えしておきたいと思います。
 肝斑の治療はトラネキサム酸(トランサミン)の内服が中心となります。薬を飲み始めて約3ヶ月で効果が現れます。1年〜1年半程度内服を続けます。トラネキサム酸は副作用の少ない内服薬ですので、1年以上内服を続けても問題はないのですが、現実的にはなかなか1年以上続けることが難しいため、早く治したいという方にはその他の治療と併用することをお勧めしたいと思います。その場合、トラネキサム酸イオン導入やルミキシルを併用することで、治癒までの時間を大幅に短縮することができます。
 その他、ケミカルピーリング、ハイドロキノン・トレチノイン療法などを組み合わせてもいいのですが、いったん刺激性のかぶれが出てしまえば治療が後退してしまいますので、なるべく刺激の少ない治療を選ぶことが重要となります。そういった意味でも、トラネキサム酸イオン導入とルミキシルはかぶれることがほとんどなく、肝斑の治療にはベストではないかと考えております。

シミについて詳しく知りたい方はこちらをご参照ください。

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