最近、スーパーモデルがほくろを取っていないことを理由に非難される、というニュースが話題になりました。
http://news.walkerplus.com/article/96733/
これは日本にいると、どうして非難されているのか分からない、ほくろなんて人の勝手でしょ、と思う人が多いと思います。
しかし、欧米先進国ではすでにほくろ(特に、大きいもの、盛り上がっているもの)はとって当たり前、という時代なのです。
私も海外のドクターと話をしていると、「日本人はどうしてほくろを取らないのかね?」と何度か聞かれたことがあります。
確かに欧米でも(日本でも)、時に(流行によって)ほくろをチャーミングと思う場合があるのですが、あくまでハズしのチャーミングであって王道ではありません。
フランスでは貴族がいた時代に、ほくろを化粧で書くのが流行った時があったのですが、それはシミを隠すためで、「奇抜な」「奇妙な」化粧法であったと解説されるのが常です。欧米でも日本でも、基本的には一貫して、なめらかで均一で、凹凸がなく、白い肌がステータスでした。
現在、欧米でステータスのある人でほくろを残している人を見ることはまずないと思います。
繰り返しになりますが、ほくろ、特に盛り上がっていて、大きなほくろは放っていおいていいのではなく、取る必要があります。それはお子様でもそうです。
このあたりのことは拙著を読んでいただければよくわかるかと思います。
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